観葉植物を育て始めて鉢植えやプランターが増えてくると、バルコニーや庭に置き場が足りない!ということ、ありますね。
こんな時に助けになるのは、ガーデニングの棚ではないでしょうか。高さ方向に置き場を稼げて、日差しもまんべんなく植物にあたります。
とはいえ、おしゃれなガーデニングラックを求めると、それなりにコストもかかります。
でも、アイデアと工夫を盛り込めば百均の材料で作れるのです。
100均にこだわって、鉢植えの重さごとにどのような材料を組み合わせるとよいか、説明します
小さめで軽い鉢植え

鉢の重さがあまり気にならず、植物の高さも低い場合、日光を通しやすいワイヤーネットを使います。
ワイヤーネットは屋外で使っても、日光や風雨で劣化しにくいため、ガーデニングの棚に適しています。
植物を地面の輻射熱から守るため、地面から浮かせたいところです。100均の発泡ブロックを使いましょう。

棚全体が軽いので、庭の風が強いところで使って飛ばされないためには、土を詰めたある程度重たい鉢を載せるなどすると安心です。

少し重たい鉢植え

重みがある鉢植えや、寄せ植えのようにサイズが大きくなり重くなる場合、すのこを使うとよいでしょう。
高さ方向に並べるためには、しっかりとラックのように組み立てる工夫がいります。
簡単にやるには、台座をどんどん積み重ねて高さを稼ぐ方法です。高さのあるプラスチック容器などを活用します。
うまく階段状にするために、すのこの幅を調整します。同じ種類のすのこを買ってきても、自分で脚を切って必要な幅に減らすとよいでしょう。
プラスチック容器に土や水を溜めると、重しになり安定しますね。

重たい植木鉢
プランターや重い植木鉢を置く場合、棚板には強度が必要です。
土の重みに加えて、水やりをしたときにはさらに重たくなりますから。
厚みがあり強度が高い化粧板を使い、同様に台座を使いながら高さ方向に積みます。

ただし、中間部に支えがないと載せた鉢の重みでたわんでしまうため、一番下の化粧板を支える台座は広い面で支えられるものを使うとよいでしょう。
このような台座には、100均の折りたたみチェアーや折りたたみコンテナが使えます。
まとめ
100均で手に入る材料に絞って、鉢植えの重さごとにどのような材料で棚を作れるか、説明しました。
手ごろな価格の材料で、ベランダや庭のスペースを有効に使えるガーデニング棚の手作りに挑戦してみてください。