ツーバイフォー(2×4)材の直角切りが曲がってしまうときは、ノコギリのガイドになるマイターボックスを使います。ツーバイフォー定規でも直角の線引きができます。
(直角に加え、45度切断もマイターボックスでできました)
解説

ツーバイフォー(2×4)材を売り場から自宅に持ち帰り、のこぎりを使っていろいろな長さに小分けにするとき、
ホームセンターで木材カットをしてもらうように、きれいな90度の断面にできないことがあります。
直角定規(曲尺)を使ってしっかりと直角の線を引いたにもかかわらず...
手挽きノコギリでは、元の木材に対して直角を保ちながら切るのは意外と大変です。
何か良い対処法はないのでしょうか。
以下で説明していきます。
きれいに直角に切るコツは?
本職の大工さんはどうやっているのでしょうか。
大工さんは木材を切断する時、電動工具の丸ノコを使います。
この丸鋸では直角切りを失敗しません。というのは、まず切断刃が垂直になるように工具本体にガイドがついています。
更には、丸鋸定規という角度をぴたっと決められるガイドが、本体とは別にあるのです。
でも手作業のノコギリでも、ツーバイフォー専用のマイターボックスを使うと直角に切れます。
このガイドは、ツーバイフォーの木材にぴったりはまるようにできていて、しかも必要な角度、例えば直角、45度の方向にのこぎり刃が入るガイド溝が開けてあるのです。
この溝に沿ってのこぎりで切れば、狙った角度できれいに切れます。
安価なものですが、角度がずれてストレスを感じる作業から解放されますよ。
きれいに均等にネジを打つコツは?
ツーバイフォー(2×4)材が小分けにできたら、次は組み立てです。
木材同士をネジで組むとき、自然とネジを打つところを一列にし、間隔を均等にしてみたりと、現場合わせでやってしまいます。
が、出来上がってみると木口(切り口)に近すぎたり、ネジの位置がバラバラだったりというのはよくある出来事。
この問題も、ガイド(定規)を使えば解決できます。
大したひねりもない呼び名の、ツーバイフォー定規です。
ツーバイフォー材の上からぴたっとはめたら、あらかじめビス止め用の一列で等間隔な穴から木材が見えるので、そこをマーキングします。
次に、定規をはずしてマーキングを参考にネジ止めをすれば、初心者でも上手に木材を組み合わせられます。
ちなみに、ツーバイフォー定規のうちで板が跳ね上がった部分がガイドとして使えるので、木材の直角切りをすることもできます。
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