回答:
蝶番同士をゴムシートを挟んでワイヤーメッシュに取り付ける。手間をかけず扉にするなら、カラーボックス側にフック釘を付けて吊るのが簡単。
解説
賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、収納に活躍してくれるカラーボックスを、もっとうまく使いたいと考えている方が増えています。
例えば、カラーボックスはそのままでは中身が丸見えですが、金属網の扉をつけて見せる収納にしたい方もいると思います。
ワイヤーネットは、どのように扉に加工すると良いのでしょうか。
ワイヤーネットを左右開きの扉にする
左右開閉の扉の動きをさせるには、丁番を取り付ける必要があります。
ただし、もとがメッシュですから開口があり、固定ビスは効きませんので、そのままでは使えません。
ワイヤーネットは、二枚の金属板で挟み込むようにして固定しましょう。
片側は丁番を使うとして、もう片側にビスの穴位置が合っている金属板を配置します。
同じ丁番をダミー板として使うのが良いです。
すべりを防止する
二枚の金属板で挟む内側に、厚めのゴムシートを一緒に挟みます。
ワイヤーネットと丁番とが滑って動いてしまうのを、ゴムの摩擦で防ぎます。
ワイヤーネットは枠がついていることも多いので、ゴムシートの厚みで丁番を枠よりもかさ上げします。
すると、カラーボックス本体との固定もしやすくなります。
添付のビスはボルト・ナットに交換する
蝶番に付属するネジは、木材や金属の土台に刺す想定のもので、木ネジのように先がとがっています。
これでは蝶番同士を固定することはできません。
付属のビスではなく、ネジ径があっているネジ・ワッシャ・ナットに変更します。
100均やホームセンターで、探してみてください。
ワイヤーネットの開口して上開きにする
手間をかけずに扉にするなら、上開きが簡単です。
ワイヤーネットは、開口が多く空いていますので、この開口を使いカラーボックスに単に吊るします。
カラーボックス側に、フック釘(別名 ヒートン)を打って、ワイヤーネットを吊るすと一番簡単でしょう。
100均で手に入る工具程度でも、十分に対応できます。