網戸の掃除が面倒臭い!新聞紙を使わない簡単な方法は?

網戸の掃除が面倒臭い!新聞紙を使わない簡単な方法は?

網戸の掃除を少しほったらかしていると、そのうち網目の詰まりや全体的な黒ずみが気になってきますね。

屋外のほこりや砂、排気ガス等の汚れが網戸の外側について色が濃くなり、外から自宅の窓を見たときに、窓の透明感と比べて黒々と汚れた網戸にびっくりすることも。

網戸の掃除

でも、網戸の掃除はなんだか難しい、面倒に感じるのはよくわかります。ハウスクリーニング業者に掃除を任せたり、いっそのこと張り替えれば簡単ですが、費用がかかります。そこまでしなくても自分でできる簡単、格安な掃除で、まずまずの綺麗さに戻らないものでしょうか。

定番の方法

網目についたほこりの掃除には、アルミサッシを備えた団地が大量に供給された昭和の頃から、

新聞紙を網戸に貼って掃除機で吸い取ると、空気の隙間が制約されるので吸い込み効率が良い、ほこりが取れる

という定番の方法があります。現在でも多くのサイトで紹介されているようです。

最新のニュースはSNSやWebで入手できる時代に、新聞紙が必要な方法は厳しいかもしれません。いまどき新聞をとっていない方は珍しくないでしょう。

新聞紙を網戸にテープで貼る前準備も、少し面倒な作業です。

また、掃除機で網目のほこりは吸い取れても、網戸の外側の汚れは拭かなければ取れません。結局、新聞紙を外したあと、二度手間で表面は拭き掃除をする必要があります。

網戸の新・掃除方法

網戸の両面と網目のほこりを、ほぼ一網打尽で掃除する、新しい方法を考えました。

実際に我が家の網戸で実演します。

我が家の網戸の写真です。自作網戸のため窓から外してありますが、一シーズンを越えた後は網目の詰まり、全体的な黒ずみがあります。

掃除には、どこの100均でも入手可能なグッズを使います。

粘着ローラー、卓上ほうきをご準備ください。

網戸の片面に対して、卓上ほうきでゆっくり撫でて、細かい毛の先で網目に詰まったほこりを浮き上がらせます。網目のほこり取りは、①掻き出す、②吸い出す、③押し出す、の三通りで、③の仕組みで動かします。

全てではありませんが、だいぶホコリが浮いてきました。

次は、粘着ローラーで広範囲を一気にコロコロします。ご存知の通り、ホコリが粘着ローラーに少しでも接触すれば、粘着ローラーに移ります。

掃除後の網戸の様子です。ほこりや黒ずみがほとんどなくなっているのがわかります。粘着ローラーが触れられない、網目の中の黒ずみは、この方法では対応できませんが、それでもかなり綺麗になります。

ほこりが一度に多くとれましたね。賃貸でも網戸のついた窓はたくさんありますから、効率的に掃除を行える方法で実施すると良いと思います。ソファーの掃除と同じく、粘着シートはこまめに交換して掃除を行うとよい仕上がりになります。

外せない網戸の掃除方法

網戸サッシは普通外しませんので、垂直になった網戸ネットに対して外側・内側の掃除をしてみましょう。

我が家ではこの掃除の写真をうまく撮れませんでしたので、図解いたします。

卓上ほうきで網目のほこりを押し出し、ほこりを粘着ローラーで受け止めます。卓上ほうきと粘着ローラーを、互いに押し当てつつ同じ方向に動かしますと、網戸ネットにたわみを作りにくく、ほこりと表面の汚れが一緒にとれます。

汚れ具合に応じて、片面→もう片面と面を変えたり、下から→上からと動きを往復させても良いでしょう。粘着ローラーの幅が広いので、大きな網戸に対しても、少ない往復回数で掃除が終わります。

まとめ

水拭きや掃除機、薬剤などの前準備がほとんど必要なく、家にあるものだけでそれなりに網戸を綺麗にできる方法でした。

望ましくは、網戸シーズンが終わったら網戸を取り外して、屋内に保管しておくと良いです。使用しない半年前後の間、屋外に静置されているだけで、雨風で汚れてしまうことは避けられません。

取り外し自在の自作の網戸も作っています。ご参考までに。