アロンアルファの仕組みを簡単に知りたい!

アロンアルファの仕組みを簡単に知りたい!

回答:

シアノアクリレート樹脂が、湿気の力を借りて反応して細長く連なり、ぎゅうぎゅうに絡み合って接着する。

解説

瞬間接着剤の仕組みとは

おしゃれなインテリアのDIYで、瞬間接着剤にお世話になることは多いです。

100均の収納容器などのプラスチック製品や、壁付け収納のためのマグネットなどを、オリジナルのイメージで組み合わせる場面に最適です。アクセサリーの制作、玩具の修理、バッグのかわいいデコなどにも活躍します。

アロンアルファが有名で、100均でも手に入るので気軽に使いますが、アロンアルフアはどうして早く接着できるのでしょう、原理が気になりますね。

瞬間接着剤は湿気と反応する

基本的な瞬間接着剤の材料は、瞬間接着剤の代名詞となったアロンアルフアをはじめ、一般的にはシアノアクリレート樹脂がほとんどです。

瞬間接着剤に含まれるシアノアクリレート樹脂は、容器の中では液状ですが、容器から空気中に押し出すと、大気中の湿気を使って急速に接着反応を開始します。

シアノアクリレート樹脂同士が、互いに手をつなぐように反応して、長細い樹脂(ポリマー)になります。例えるならば、

たくさんの棒磁石を、互いに離して置いておいたのに、何かのきっかけで全部引き寄せられて、長く連なってしまう

という感じです。

更に、手を繋ぐように反応した長細い樹脂は、複雑に絡まりあって固体状になり、接着します。例えるならば、

スマホの有線イヤホンをたくさんバッグにいれて、バッグを持ってお出かけして、帰ってきたらむちゃくちゃ絡まっていた

という感じです。

イメージはわきましたか。