回答:
カラーボックスの内側の縦横に対して、3~5mm小さくしておくと、丁番の取り付けに余裕ができてよい
解説
カラーボックスは手ごろな価格帯で手に入り、収納の能力をあげてくれる頼もしい存在です。
自分の部屋をもらった、実家を出て一人暮らしを始めた、などで、自分の周りでタンスや衣類収納の代わりに使っている方もいるのではないでしょうか。
衣類をしまうときに、やはり気になってくるのが扉がないこと。中身が丸見えです。
小さい子どもがいるご家庭では、カラーボックスの中身を興味本位に取り出されては困るときもあるでしょう。扉が出っ張らずに取り付けられて、簡単に開かないようにロックがかかればなお良いです。
カラーボックスにあとから扉をつけるとき、内側に収まるようにするには、サイズはどうしたらよいのでしょうか。
必要な部品
扉を後付けするときに、必要な部品は大きく三つあります。
●扉を手前に開閉できるようにする丁番
●扉を閉めたときに留めるロック機構
●扉を開けるときつかむフックやハンドル
扉のサイズを決める

まず、扉のサイズを決めるため、カラーボックスの内側の縦横サイズを測ります。
内側のサイズよりも、扉のサイズは一回り小さく、例えば3ミリから5ミリ小さくしておくと良いでしょう。
そうすると、丁番をつけたときにどこにも当たらず、スムーズに動けるようになります。
扉に使う板は、お好みで何でも良いでしょう。
中が見えないようにしたいときは、木の板や化粧板が良いです。木目の入った木材に限らず、カラーボックスとは色を変えたカラフルな板でも楽しいですね。
逆に中がわざと見えるようにしたいときは、アクリル板などが使えます。アクリル板の時は、板の加工や蝶番を止める穴の加工に、木材とは違った注意が必要です。
以下の記事が参考になると思います。
蝶番とフックをつける

蝶番は、扉を開けたときの状態で、カラーボックスの内面と扉の外面(閉めたときに見える方)とがつながるように、ビスで取り付けます。
取り付ける位置は、上と下の最低二か所は必要です。
扉を、カラーボックスと接近させてキツキツに取り付けると、開けたときに板同士がぶつかって直角よりも開かなくなることがあります。
カラーボックスと間を少し空けたほうが、開く角度が稼げます。

扉を閉じたときに、蝶番が直角になるようになっていればよいです。このとき、扉の面がカラーボックスの面位置とあっていれば、見た目がきれいになります。
開け閉めするため、お好みの場所にフックやハンドルを取り付けておきましょう。
ロック機構をつける

扉を後付けしたいと思いついたとき、扉が簡単に開かないよう、ロック機構も考えたのではないでしょうか。
子どもがいたずらしないようにする、チャイルドロックとしても重宝します。
よく使われるのは、打掛と呼ばれる鍵です。シンプルでありながら、効果は抜群です。
打掛のメス側を扉に取り付け、オス側はカラーボックスの板の断面に取り付けます。
子どもが触るので安全にしたいときは、強度は落ちますが、プラスチック製の打掛を選ぶとよいでしょう。
まとめ
これなら自分でも自作できそうと、簡単に感じていただけたでしょうか。
ねじを止める作業はありますが、初心者向けの工具で十分です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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