回答:
伸縮ポールを使ってカーテンを吊るせる。カーテンの重みで落ちやすいので、伸縮ポールを強く固定するため一工夫をする。
解説
戸建てのご自宅をお持ちの方の中には、居間に接続したリビング階段があるお宅があります。
二階を使う家族の行き来が見えて、便利な反面、二階の空間と切れ目がなくつながるので、エアコンの効きが悪くなるのが問題です。
カーテンを使って、簡易的に扉代わりにするのが良い方法です。
カーテンの吊るし方
戸建ての階段に、カーテン取り付け設備を取り付けるのは、難しいです。
なぜなら、階段が一階から二階まで吹き抜けになっており、取り付けられる天井の位置が高すぎるためです。
そこで、両側の壁を活用し、伸縮ポールで代用します。
ポールにカーテンリングを通してあげれば、市販のカーテンを吊り下げることができます。
後付けカーテンの問題
伸縮ポールとしては、ホームセンターで売られている、強力な突っ張り力を発揮するジャッキタイプと、100円ショップでも手に入る、バネで突っ張るタイプがあります。
ここでは、安価な100均の伸縮ポールを使う前提で、話を進めます。
伸縮ポールにカーテンを吊るしただけでは、使っていくうちに、カーテンを突っ張りの力で支え切れず、一緒に落ちてしまいます。
バネ式の伸縮ポールは、太いポールの内周と、伸ばす側の細いポールの外周とは、すきまがあるのが普通です。
そのため、ポールを元の長さの二倍に伸ばすと、すきまのせいでつなぎ目で一直線から外れて、折れ曲がりができます。
折れ曲がると、壁と接しているゴム面も壁から離れ、摩擦が効かなくなります。その結果、突っ張りが外れてしまいます。
対策
まず、伸縮ポールを長く伸ばさずに使うことで、折れ曲がりがなくなり、カーテンの重みに耐えるようになります。
階段の上部にカーテンを吊るす場合は、伸縮ポールが伸ばせる範囲の小さい方で使うと良いです。
次に、突っ張りを強くする工夫をします。普段、細いポールを回して突っ張る方であれば、加えて逆側の太いポールも回します。
両方のポールを回して、内部のばねを圧縮すれば、大きい突っ張り力が得られます。
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