子どもが離乳食をはじめる頃になると、大人と一緒にダイニングに座らせる方が多いと思います。
そこで、子供椅子をどうしようか、と悩むことになります。新たに入手すれば簡単ですが、大人椅子が使える身長まで成長する間の、短い期間にしか使わないものです。
大人用のダイニングセットで子供椅子を手作りする方法はないのでしょうか。
ジュニアシートを活用
もともと専用に作られたジュニアシートを使ってかさ上げするのが、取り組みやすい方法です。
自動車で使うジュニアシートは、シートベルトがかけられる高さまで座面をかさ上げするためのものです。振動でずれないよう、ベルトで固定できるようになっているため、大人用の椅子に固定するにも苦労しません。
子どもの安全のため、すり抜けたり立ち上がったりしにくいようチェアベルトをつけましょう。椅子の背もたれに取り付けるチェアベルト単体が、幼児グッズとして売られています。
ベビー椅子を活用
子どもが自分の足では椅子に上がれない頃は、低背のベビーチェアをそのまま大人の椅子に載せてしまう方法もあります。
4本足のベビーチェアのときは、足を大人椅子に載せるのは危険です。座面の裏側を固いものでかさ上げします。
高さ調整は、雑誌や新聞などサイズが決まっていて固まりにしやすいものが良いでしょう。
自分で椅子に上がるころ
子どもが大人椅子に自分であがるころには、安全面に工夫をしましょう。
椅子に上がるときに片側に体重をかけてもバランスを崩さないよう、椅子の重心をさげて安定させます。椅子に新聞や雑誌の束をぶらさげる方法が使えます。
新聞回収袋に詰めた古紙束約8~10kgを座面の下において、椅子と縛りつけてあげます。
ですが、小学生に上がるころには身長が1mを超えていることが普通ですので、座面の高さ50cm未満の椅子にバランスよく登れるようであれば、重心を下げる特別な工夫はいりません。
それよりも、座面に上がりやすいよう、小さい踏み台を大人椅子につける方が良いでしょう。
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