ディアウォールで2×4柱の扉を作るときの注意点

ディアウォールで2×4柱の扉を作るときの注意点

賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で2×4材の収納を作れる!

突っ張り式なので2×4材や1×4材の柱を立てても賃貸に傷をつけない、

という機能的なDIY部品「ディアウォール(diawall)」「ラブリコ(labrico)」「ウォリスト(walist)」が口コミで広まっています。

アイデア次第でおしゃれなインテリアを作れるので、ディアウォールなどを使って新しく扉を設置してみたいと考える方もいるかと思います。

ドアを付けることはメーカー非推奨のため、自分で安全性を高める必要があります。作り方の基本と注意点をまとめました。

柱の立て方

開き扉を作る場合は、推奨されるように壁板の近くに柱を立てるのではなく、壁から離れたところに立てることになります。

必ず確認したいことは、以下の三点です。

  • 下地がある位置に立てる
  • 柱を垂直に立てる
  • ドアの閉まり方

天井の下地位置はさまざま

もしディアウォールで柱を立てようとする位置が、ワンルームで下のような感じだったとしましょう。

奥には外への出口があり、両側は壁です。右側の天井には梁と思われるでっぱりがあります。

よくある天井の構造を透視してみましょう。

太い梁に対し直角に渡した小梁(こばり)があり、天井裏に電灯配線を引き回してある、といった感じかもしれません。

マンションやアパートの場合は、小梁はなく直接コンクリの天井になっていることもあります。

ディアウォールは10kg強の強度で天井と床を突っ張ります。

例えるなら、2Lペットボトルを6本入りで箱買い(=12kg)したような重量が、ディアウォールの小さな接地面積にかかっています。

梁の位置や間隔は一例であり、きちんとした方法で下地を探し当てて柱を立てることで、重量物である扉を確実に固定することが出来ます。

下地の探し方

天井の石膏ボードを、人差し指や中指の第二関節でトントンと叩いて、場所ごとの音を聞き比べましょう。

木材の下地があるところは叩いた時の音が響かず、やや低い音になります。

下地がないところは、石膏ボードの裏側の屋根裏空間に音が響くので、軽い音になります。

ボード裏の下地を探す工具

ホームセンターで売られている、石膏ボード下地探しを使ってもよいでしょう。

石膏ボードに細い針を刺して、突き抜けるかどうかで判断するものですが、壁紙があればボードにあけた穴はわかりません。

電子式の下地センサーを使っても同じ成果が得られます。

天井まで手が届かない場合は

それでも、やみくもに柱を立てるのはおすすめしません。

壁の上部には梁があるのが普通ですが、天井側にどのくらい張り出しているかわからないためです。

張り出しがなければ、ディアウォールで突っ張ったときに天井板がたわんでしまう可能性があります。

100均で売られている手ごろな硬い棒で、天井を叩いてみましょう。

ちなみに、突っ張り棒はゴムが両端についているので音がうまく出ません。プラスチックハンガーの角などでも代用できます。

柱を垂直に立てる

垂直に立てるため、柱に水準器を取り付けて2×4が垂直になるよう加減します。

水準器が手に入らない場合、柱の最上部から糸を垂らし、一番下に釘やネジなどをぶら下げます。

重力で糸が垂直になりますので、ぴんと張った糸に合わせて柱の4辺の角度を加減します。

糸が柱から離れていれば傾いていることを示していますので、糸が柱にぴったりと沿うように加減しましょう。

必ず、柱を見る位置を90度ずつ変えて、どの方向からでも傾いていないように、慎重にやりましょう。

基本の作り方と固定方法

基本的に、ドアを柱へ蝶番を使って固定するという作り方になります。

ただし市販のドアを使う場合、物によりますが結構な重量物となっています。

片側の柱に丁番を付けて、開閉できるようにしっかりと固定してください

一方、ドアも角材と木板で自作する場合は、中身を抜いて軽量化することも必要です。

ドアのロックはどうするか

市販の扉では、扉枠にドアノブの部品を固定するストライクがついています。ガチャっと閉まる時の受け部品です。

本来、ストライクは柱を凹状に削りそこに金具を取り付けます。

しかし、2×4の柱の中間部を凹状に削ると柱の剛性が落ちてしまいます。

天井と床で突っ張っていますので、中間部が細くなると、長期的には曲がりやすくなります。

2×4の柱を傷つけるストライクを使った固定ではなく、100均で手に入る強力マグネットやマグネットシートを使い、柔らかく固定する方が良いでしょう。

市販のドアでは、ドア枠側に扉が止まるように止め板がついています。

これもドアを閉めるときに柱に衝撃が加わる原因になります。長期的には突っ張りがずれてしまう恐れがあります。

突っ張りの柱を使っていますので、あまり横向きの力を加えない使い方を目指しましょう。

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