回答:
100均の工具セットでも、時間と力の強い友人の手伝いがあればできる。力の強い友人の手伝いが無い場合は、10~20Nm程度ある電動ドリルドライバーを使う。
時間もない場合は、そこそこのお金を払って100Nm超の電動インパクトドライバーを使う。
解説
SPFの2×4材にL字金具を取り付けるとき、ネジを締めるために必要な工具に、ドライバーが挙げられます。100均で手に入る手回しドライバーで、簡単にサクサクとネジを付けられるほど木が柔らかくはありません。固いと思っていたほうが無難です。
100均の工具セットで
L字金具をネジで固定するときは、まず工具セットに入っているらせん上の先端を持った穴あけ工具で下穴を開けます。
次にネジを締めますが、100均工具で開けられる下穴の外径は小さいため、ビスを締めるにも力が要ります。ドライバーの手回しは、ネジ締めの数が多いと疲れて辛くなります。
力の強い友人の助けを借りましょう。
板材を一枚付けるたびに、穴あけ→ネジ締めを最低8回繰り返します。一枚の板材を固定するのに30分から1時間弱ぐらいはかかるでしょう。
電動ドリルドライバーで
電動ドリルドライバーは、すでにネジの溝が切られれている穴(ネジ穴)にネジを締めこむためのものです。このドライバーは、先端のビットを穴あけビットに変えると自在に下穴を開けることができます。
L字金具をネジで固定するときは、まず電動ドリルドライバーの穴あけビットで下穴を開けます。
次にネジビットに変えて、ネジ締めを行います。板材を一枚付けるたびに、穴あけ→ネジ締めを最低8回繰り返します。一枚の板材を固定するのに10分から20分ぐらいはかかるでしょう。慣れればもっと早くなります。
この時の電動ドライバーは、Amazonで売られている安いものでも構いません。最低でも、使いたいネジの外径に合った下穴があけられることを、穴あけ能力で確認します。
電動インパクトドライバーで
電動インパクトドライバーは、まったくネジ穴が無いところにパワフルにネジを締めこむことができます。下穴は普通は必要ありません。
L字金具をネジで固定するときは、いきなり電動インパクトドライバーのネジビットで、必要なところにネジを締めこみます。
板材を一枚付けるたびに、ネジ締めを最低8回繰り返します。一枚の板材を固定するのに3分から5分ぐらいでしょう。慣れればもっと早くなります。
電動インパクトは、プロ用でなくともDIY用で構いません。それなりに高価ですが、その分仕事は早く進みます。