DIYって何かな、興味はあるけど何で調べればいいのかな、周りに詳しそうな人いないなぁ、と困っている方、
この記事では、今さら人には聞けない、DIYの素朴な疑問や入門用の教材などをまとめました。
教材はネットで無料で手に入るもののみを載せましたので、ぜひ参考にしてください。
初心者の疑問
DIYとは
ネットで検索してみた方は、何かいろいろと工作するみたい、と思ったかもしれません。
まさにその通りです。
身の回りのもので、普段はお金を払って業者に頼んだり、お店で売られている品物を買って手に入れたりしていたところを、自分で作ってみるのがDIYです。
代表的な3大DIYは、インテリアの製作、エクステリアの製作、車のドレスアップ(装飾)だと思います。
DIYの読み方は?何の略?
DIYの読み方は、そのまま ディー・アイ・ワイ です。
これは英語の、Do It Yourself (意味は自分でやってみよう、読みはドゥー イット ユアセルフ)の頭文字をつなげているので、DIYの単語自体にオリジナルの読み方はありません。
入門用の教材
工具や用品はホームセンターで手に入れられても、作り方やお手本は手に入らない、友達にも教われない、ということがあります。
そんな方は、動画・画像の共有サイト、DIYレシピのサイトを使うと良いでしょう。
材料の揃え方、加工・組立途中や完成までの流れや、作品例・アイデアを教えてくれる、あなたの味方になる教材を紹介します。
作り方を調べる
Youtube
ユーチューブでDIYのチャンネルを公開する方が多くいます。
ご自分が作りたいものを検索して、気に入ったチャンネルに巡り合うのが一番良いですが、まずは初心者でもDIY経験を積むと到達できる一番大きなDIY、家のリノベーションに取り組む二つのチャンネルを紹介します。
DIY PANDA
DIY PANDA (DIYパンダ)という名前で活動するご夫婦が、昭和の頃に建てられた古家を手に入れて、ご自分でリフォーム(リノベーション)していくYouTubeチャンネルです。
ツク男とツク子の空き家再生物語(YouTube)が正式なチャンネル名です。
DIYの初心者だったお二人が、悪戦苦闘しながらインテリア、住宅設備のリフォームを実現していく動画の連続。
アイデアと粘り強さでさまざまな作業を乗り切り、リノベーションを完成させていく姿は、素人でもやる気があればここまでできるのか、とあなたを勇気づけることでしょう。
多くの動画で、DIYにかかる費用の目安が示されているのが特徴です。
専門のリフォーム業者に頼めば、一つ一つのリフォーム案件が数万から数十万はかかりそうなものを、数万円の工具、用品と自らの作業で乗り切っている姿は、一見の価値があります。
動画の他にも、写真と文章でまとめたブログ (DIY PANDA)もあります。
DIY MAGAZINE
DIY MAGAZINE (YouTube Channel)
平成生まれの男性が、ご自分が生まれる前に建てられた古い団地やマンション、一戸建てのセルフリフォームを行っていくYouTubeチャンネル、それがDIYマガジンです。
中古マンションや団地で、バリバリと古い仕切りを取り払って解体していく動画は、眺めているだけスカっとします。
マンション住まいで、セルフリフォームをしてみたいと思っている方なら、この動画の作業のほかに、普段はみられない裏側の構造が分かり参考になるでしょう。
基本的に一人作業の部分が映っています。助けがなくても一人でできる作業の目安をつかむのにも便利です。
動画の他にも、写真と文章でまとめたDIY MAGAZINEのサイトもあります。
rooms19
rooms19 | diy初心者が賃貸アパートをオシャレにインテリアを楽しむ
ご自宅のインテリアをおしゃれにするため、収納家具を中心としたDIYや、ダイソー、ホームセンター、無印良品の小物を使ったインテリアの工夫をした内容を、定期的に投稿しています。
収納家具を製作するページは、最初の手書き設計図から、材料を手に入れるためホームセンターに行くところ、作製途中や完成まで、写真をふんだんに使ってわかりやすい説明です。
初心者の方でも、読んでいくうちに「うまい人はこういう順序で作っていくんだ」と理解が深まること、間違いなしです。
100均で手に入る材料をリメイクして、別の収納家具に作り替えるDIYも多くあり、アイデアを参考にしてほしいと思います。
DIYレシピ
DIYの「やってみたよ」「やってみたい」をつなげる、DIYアイデアとレシピのコミュニティサイトです。
「レシピ」なので、作品例には必ず使う材料とと分量、使う工具、作り方が載っています。
料理のレシピサイトでクックパッド(cookpad)というのがありますよね、DIYレシピはクックパッドのDIY版と考えればよいでしょう。
インテリアのDIYだけではなく屋外、エクステリアのDIYや、修理・掃除のレシピも投稿されていて、眺めていて飽きません。
ユーザー登録をしなくてもレシピはすべて見られます。登録ユーザーは、作品例の投稿、いいね!の機能やお気に入りの保存、投稿へのコメントが可能になります。
DIYREPi (ダイレッピ)
作ったものを共有したい、作り方を参考にしたい、DIYに興味を持つ方が作品、作り方を持ち寄るコミュニティサイトです。上で紹介したDIYレシピと同類のサイトです。
ユーザー投稿の作品例には、かかる費用や出来上がりサイズと、作り方が載っているのが特徴です。
ここがうまくいかない、この時はどうする?といった疑問があるときは、みんなの掲示板で詳しい人に回答をもらうこともできます。
DIYREPIのブログでは、編集部がチョイスしたおしゃれな作品例たちが、カテゴリー別に取り上げられています。まずお手本を探したい時にはこちらから。
ホームセンターのDIYワークショップに参加
ホームセンターが、初心者向けにDIYのワークショップを定期開催しているところがあります。
講師の方に手ほどきを受けながら作品作りをして、基本の作業を学べます。作業場所も工具も準備されます。
初めてのDIYに踏み出す時にはとても便利なサービスです。
作品・アイデアを調べる
次は作品例です。いろいろなDIYの作品、アイデア集が見られる代表的なサイトを紹介します。
RoomClip
ユーザー投稿型の、インテリアやDIYの実例共有サイトです。
2012年からサービスを開始して、この業界ではトップクラスの写真点数を誇ります。
写真と短いコメントやタグを添えた投稿は、最新の投稿から時系列に表示されます。
投稿の絞り込みは、キーワード検索やタグ検索で行います。もし気に入った投稿のユーザーがいれば、フォローして新規の投稿を見逃さないようにできます。
「こんなの作りました」と作品を共有するサイトのため、作り方は詳しく載っていません。
作品のアイデアを見つけるために活用すると良いでしょう。
LIMIA
住まい・暮らし情報のLIMIA | 100均DIY事例や節約収納術が満載
生活情報メディアのLIMIAには、DIYのカテゴリーがあります。
ユーザー投稿のアイデアが、たくさんの写真と説明文とともに投稿されています。
ただし、近頃は登録ユーザーさんがRoomClipやInstagramに流れてしまったと思います。
新着の投稿記事は、ライターさんの執筆記事やユーザー企業の広告記事ばかりになった感があり、正直お手本になるかどうかは微妙。
以前の、素人の投稿アイデアはサイト内検索で見つかりますので、参考にしてください。
写真共有型SNSの代表格、ピンタレストにはDIYのアイデア写真が多く投稿されます。
アカウントを作ってから人のピン(興味のある写真をピン止めしたボード;ブックマークのようなもの)にある写真を閲覧すると、自分のホーム画面にも類似カテゴリーの写真がオススメで表示されます。
写真を見て気になったピンがあれば、中身のコメントやリンク先を確認してみましょう。リンク先には、作り方も掲載されている可能性があります。
もっとも、世界規模のサービスのため、外国語のピンがホームに表示されたりします。
また、カテゴリー違いのピンが表示されることも多く、ホーム画面の情報量は多いのですが当たりはずれがあります。
説明がいらないくらい広まったインスタに、インテリアの実例を投稿する方がたくさんいます。
スマホ投稿が中心のSNSのため、本文にDIY作品の作り方を丁寧に書いたアイデアは探すのが難しいと思ったほうが良いでしょう。また、テキスト本文を目がけた全文検索はできません。
その代わり、ハッシュタグ # をつけてキーワード検索を行うと、同じタグが付いた投稿が一覧で見られ、アイデアが参考になります。
アカウントを作らないと、スマホでは写真が見られず、パソコンでは写真のコメントを見ることができません。
でも、一度アカウントを作ってしまえばハッシュタグ検索も使えて、作品を探す効率も良くなります。
まとめ
DIYの意味から、入門教材として頼れるDIYのアイデア集まで、DIYの情報を入手する方法を説明しました。
参考にして、ぜひとも自分だけのDIY作品を作り上げてください。
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