木製の丸棒を突っ張り棒に変えることができる、ありそうでなかったDIY部品のKINOBOが話題です。
これまで100均の突っ張り棒では実現できなかった、水平設置で強度が必要な用途や、壁に固定する重量レベルのフック掛けに使えます。
2×4木材を使うDIY部品に代わり、賃貸の収納DIYの強い味方になります。作品例を交え詳しく説明します。
部品の例
基本的な突っ張り棒用部品は、直径24mmの木材丸棒の両端に取り付ける、テンションロッドです。丸棒に部品を挿し込んで固定した後、部品のネジを回して突っ張ります。
突っ張り棒の取り付け可能幅は最大1,980mmです。賃貸の部屋の壁間で突っ張れば物干しにできそうです。
特徴的な部品として、丸棒を下から支えるサポート突っ張り棒があります。これを使うと耐荷重が35kgになります。
丸棒を載せたり、荷物をひっかけるため、木の枝分かれのようなフックがあります。
他にも、丸棒を延長するパーツや、棚板受けやカップ受けの部品があります。
台所収納の製作
台所が調理器具で雑然としているため、KINIBOの製作イメージをみてこんな風にしたい、と考えました。
調理器具を引っ掛けるため、フック金物を取り付けるための丸棒を準備し、この棒を、縦に取り付ける突っ張り棒で保持することにします。
材料をカットし、バネと丸棒のエンドパーツを取り付ければ出来上がりです。
二本の突っ張り棒に、丸棒を受けるフックを取り付け、また丸棒を下から支えるサポート棒を準備します。
丸棒をのこぎりで切るだけの簡単な作業で組み合わせ、出来上がりです。
これまで、重たいフライパンは吸盤型のフックでは掛けられなかったのですが、床面から建てたつっかい棒があるため楽勝です。
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