回答:
テーブル板、補強の材料、足の3つの機能を揃えた設計が必要
解説
DIYで自分だけのテーブルを作りたい
リビングや自分の部屋に置くテーブルは、自分らしいインテリアに合うものを見つけたいですね。無印やikea、ニトリでたくさんの中から選ぶことができますので、巡り合うことも可能でしょう。
それでも、手作りのテーブルの良さは、自分の好きなサイズが得られること、自分の好きな色合い、形を選ぶことが出来ることだと考えます。部屋のテイストにぴたっとあった、自分だけの一台を手に入れようと思えば、他の人が決して持っていない自作テーブルが一番です。
お店で売られている、趣向を凝らしたテーブルはいきなり自作するのは難しくても、ベーシックなテーブルは基本の設計を押さえればできます。以下に設計図を説明します。
テーブルの構造のポイント
テーブルを構成する部材の機能を考えてみましょう。
- テーブルの板
- テーブル板を補強する材料
- テーブル板を必要な高さに保つ、3本以上の足
テーブル板は面積が広いため、厚みをかせいでたわみに耐えさせるか、下部に補強を入れてたわみに耐えさせる必要があります。
そのため、テーブル板と直角の向きに幕板と呼ばれる補強材を取り付けます。図の中でオレンジ色の部分です。幕板に使う板は狭い面が上に、広い面が側面に来るように配置します。テーブル板の自重は狭い面にかかりますが、幕板の向きが曲がりに強い向きのため、サポートとして機能します。
設計図(部品図)は、板材として(1)テーブル用 (2)補強用、棒材として(3)足用、が必要になります。
おすすめは、テーブル板と脚を互いに固定してテーブル全体を立たせるのではなく、脚と補強材を使って、テーブル板がなくても四本の脚が立つようにする設計です。
設計図(部品図)は、板材として(1)テーブル用、骨組みの棒材として(2)補強用、(3)足用、が必要になります。
達成する機能が明確なので、設計には自分なりの応用を利かせることもできます。見た目を重視するため(2)の補強用の材料を無くす代わり、(1)テーブル用の厚みを大きくしてたわみを押さえるなどもできます。
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