回答:
すのこはテーブルに加工できる。重いものを載せられるよう幕板で補強が必要。
解説
テーブルをDIYで作りたい
リビングや自分の部屋に置くテーブルは、無印やikea、ニトリでたくさんの中から選ぶことができ、自分らしいインテリアに合うものを見つけることも容易でしょう。
それでも、手作りのテーブルの良さは、自分の好きなサイズが得られること、自分の好きな風合いの天板を選ぶことが出来ることだと考えます。部屋のテイストにぴたっとあった、自分だけの一台を手に入れようと思えば、他の人が決して持っていない自作テーブルが一番です。
自作の材料として思いつくのが、100均でも売られているスノコ、大きさが手ごろですし、初心者の方には価格も安いのは助かります。すのこを使ってテーブルを作るとき、どこに気を付ければ良いのでしょうか。
すのこ使用のポイント
すのこは、もともとは寝具や衣装ケースを載せる用途が考えられています。そのため、特有の事情があります。
- 板の素材がやわらかい場合がある(桐など)
- 角材と板の固定が弱い(タッカーや、細い化粧釘を使っている)
価格のメリットに対し、素材の強度がないのはデメリットです。デメリットをうまく補うように加工します。
テーブル製作のポイント
テーブル板と足を互いに固定してテーブル全体を立たせるのではなく、足と補強材を使って、テーブル板がなくても四本の足が立つようにします。補強材は、図の中でオレンジ色の部分です。
テーブル板の四辺に付ける補強板は幕板と呼ばれますが、骨組み側の補強材もここでは便宜的に幕板と呼びます。
すのこを使う場合も、すのこの足で補強されていない向きに力を掛けると曲がりやすいため、幕板を入れて補強します。幕板は、スノコの足となっている角材と互いに固定しましょう。
幕板を取り付けた段階で、テーブル板に対して下部の木枠がサポートする形になりますので、安定します。
足の取り付けのポイント
テーブルの足とすのこの固定は
- 接着剤で両者を貼り合わせ
- 金物と短いビスを使って固定
という方法が基本です。
テーブルの足は、角材を幕板~すのこの足でできた角部に沿わせて、しっかりと接着します。
材料は角材でも丸棒でも良いですが、丸棒の場合は接着できないので、木ネジを丸棒に対して二方向から貫通させるなどして、テーブルにしたとき特定の方向に倒れやすくならない工夫をしてください。
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