ウォリストの使い方、棚の作り方

ウォリストの使い方、棚の作り方

ウォリストは、2016年にDIY商社の和気産業が発売した、自由なサイズの壁面収納を作れるDIYグッズです。

ツーバイフォー材を使い壁面収納を作る部品はすでにありましたが、後発のウォリストは、棚の奥行きを自由に選べるように改良して、応用の幅を拡げました。

ウォリストの使い方、部品のはたらき、類似部品との比較、トラブル防止方法をまとめました。

ウォリストの使い方

2×4材にジャッキを取り付け、柱にします。滑り止めパッドを下に貼ります。

2×4材の棚板を高い位置に取り付けたい場合、柱を立てる前に取り付けます。低い位置なら柱の後からでも可。

2×4材の柱をジャッキが天井側に来るように立てます。

ジャッキのバネを調整し、天井と2×4材の間で強く突っ張る状態にします。

できあがりです。

次の記事で、ウォリストの取扱説明書から、使用時の注意点を解説します。

ウォリストの種類

ラインナップは、
柱を立てて固定する「ジャッキ」

板を固定する「棚受け金具」
2×4材の柱を二本立てて、その間に2×4材を「H」の字を描くように横向きに渡して板にする場合の、両端の棚受け金具です。

板をサポートする「棚受け金具」
壁に対し垂直に板をつける場合のサポート金具です。ヒトの両腕のように板の下から支えます。

柱を束ねる金具
2×4材の幅を広げて使いたいときに、束ねる金具を使います2×8や2×10のようなサイズにできます。

柱を連結する金具
補強金具としてラインナップされていますが、2×4材同士を2本繋いで特大の1本の2×4材の柱にするとき、補強金具の中間版を使います。

棚受け金具

正規品は金属のL字金具です。ただし、他の2×4材用の棚受け金具を混在で使っても問題ありません。

連結金具

正規品は金属の一枚板の金具です。ただし、他の2×4材用の連結金具を混在で使っても問題ありません。

ネジ

ジャッキにはネジが添付されています。プラスドライバーが必要です。

その他、棚受け金具や連結金具、補強金具にはネジが添付されていません。別売りのネジか、市販のネジを購入する必要があります。

ウォリストの下の部品が売っていない

2×4材の下に取り付ける部品はありません。その代わり、2×4材の下に貼り付けるすべり止めシートが添付されています。

ウォリストの足が見つけられない

2×4材の足に取り付ける部品はありません。その代わり、2×4材の下に貼り付けるすべり止めシートが添付されています。

ウォリストの取扱店・販売店

どこに売ってるのか?→大手ホームセンターで買える、資材館があるような大きい店舗は置いてある可能性が高い。

ディアウォール、ラブリコとの比較

ウォリストが後から商品化されましたので、先に販売されていた天井と床を突っ張るDIY部品、ディアウォール、ラブリコとは差をつけています。

次の記事で、ディアウォールやラブリコとのしくみの違い、耐荷重やカット長さの違いを、公式よりもていねいに説明します。

倒れるトラブル防止法

ウォリストは、ばねの力で天井と床を強力に突っ張ります。

しかし、誤って倒れやすい方法で施工してしまう恐れがあります。

次の記事で、突っ張る際の作業方法、強度を上げる工夫を説明します。

まとめ

ウォリストの使い方、部品のはたらき、類似部品との比較、トラブル防止方法をまとめました。

詳しくは個別の記事をご確認くださいね。