賃貸でも二重窓をつけたい、DIYでできる方法は?

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賃貸で二重窓にしたい、原状回復のことを考えるとDIYでなんとかできないか、と思っても、その目的は大きく分けて二つあります。

一つ目が屋外の音が気になる(室内の音がもれる)場合、二つ目が屋外の温度が気になる場合です。

それぞれ、DIYで改良するにも手段が異なります。

音が気になる

結論から言いますと、音を小さくするための自作の二重窓は、役に立ちません。

今、ガラス窓を通じて音が室内に入っているとします。DIYで二重窓を作るとすると、ガラスは使わず、アクリル板やポリカーボネート板、プラダンなど採光を損なわない板材を使うと思います。

しかし、アクリル板もポリカーボネート板も、音を遮る性能はガラスにおよびません。音は空気の振動で伝わりますが、音の振動が物体に侵入すると、物体が重たい・厚みがあるほど音は小さくなります。

プラスチックであるアクリルやポリカーボネートの密度は、ガラスの密度の半分程度です。これではガラスよりも音が伝わってしまいます。

本来の二重窓は、同じくガラスを使った窓にしますので、一定の音の低減が期待できます。アクリル板も何層も置けば、徐々に音は減衰しますが、あまりコストをかけても効果は見合わないでしょう。

温度が気になる

熱気、冷気をさえぎりたいときは、自作の二重窓でも有効です。空気は熱を伝えにくいという特徴があるため、空気の層を増やすだけでも外の温度を室内に伝えない効果が見込めます。

アクリル板、ポリカーボネート板の熱の伝わりやすさは、ガラスの4~5分の1と小さいので、室内側にこれらの透明樹脂板の二重窓を置いて、最初の窓との間に空気を閉じ込めましょう。

アクリル板やポリカーボネート板は、自分では自由にカットできませんし、窓のサイズが大きいと価格もアップします。ここでは、100均でも入手できる空気を閉じ込めてある緩衝材を使って、二重窓を作る方法を紹介します。

二重窓の作り方

まず、SPF材を組み合わせて窓のサイズに合わせた木枠を作ります。木枠と既存窓枠の密着によって隙間風をブロック、更に緩衝材を木枠にのみ両面テープで貼り付けて、空気の層を作ります。

既存の窓の内側に内窓を取り付けます。元の窓と、新たな窓の間で空気を閉じ込められるように、木枠の大きさを設計することが大事です。

また、室内側の二重窓自体も緩衝材の中に空気層があるため、温度の伝わりを大きく減らすことができます。空気の熱の伝わりやすさは、アクリル板やポリカーボネート板の約10分の1ですので、ガラスと比べると40~50分の1となっています。

ただし実際は、緩衝材だけを薄い両面テープで貼り付けても、緩衝材自体に強度がなくはがれる部分がでてきます。

より扱い易くするには、薄い両面テープと併用して、網戸ネットを使ってタッカーでも木枠に留めます。網戸ネットは、もともと枠にピンと張って使うもので、光をさえぎらず緩衝材をサポートするのに適当である上に、タッカーの針が良くかかる利点があります。

このように改良すると、長持ちします。緩衝材が網戸ネットでがっしりと押さえられ、木枠にぴたっと貼り付けることができています。

まとめ

作り方は一例ですが、窓サッシの下部・レール部から侵入する冷気をシャットアウトすることを意識して、枠を設計してみてください。

木枠の作り方や、枠を窓枠に固定する方法は、以下の投稿も参考にしてみてください。

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