目隠しフェンスを後付けしたい

目隠しフェンスを後付けしたい

新居を建てる時、フェンスは後から安い業者を見つけてやってもらう、まずはハウスメーカーへ支払う費用を抑えよう、と考える方もいるのではないでしょうか。

道路に面した外構工事は、入居後に庭の植栽を決めてから目隠しが必要なところだけ、後付けでフェンスをつけるのもスマートなやりかたです。

とはいえ、がっちりしとた鉄やアルミ製のフェンスを立てるとなると、しっかりと支えられるよう、支柱を立てるため沓石などのコンクリート土台を施工する必要があります。

自作で簡単に、ウッドフェンスを後付けする方法を説明します。

トレリス、ラティスの活用

トレリスやラティスは、木材板を斜め格子などに組み合わせて、視線が通るすき間を減らしたウッドフェンスです。耐久性が高いアイアンタイプもあります。

トレリスやラティスに、さらに観葉植物やフェイクグリーンを飾って視線をさえぎるとともに、見た目もおしゃれにする工夫もよくやられています。

市販で手に入るトレリス、ラティスは、たいてい周囲に枠が付いていて一枚の板のごとく扱えるようになっています。よって、枠を庭の土に固定して直立させます。

フェンスを土に立てる

コンクリートの沓石の付いた金物に固定することはよくやられます。ですが、沓石を埋めるのも大仕事なので、DIYでは少し耐久性は下がりますが杭を使いましょう。

杭は木製で防腐処理がされたものや、プラスチック製を選びます。コンクリート杭は素人では重すぎて扱えません。

杭打ちハンマーを使って杭を埋め、その上部にラティスの柱を固定します。直接ビスで締結したり、金属プレートを使って互いに固定する、などの方法があります。針金を巻き付けて固定してもよいです。

固定に使ったねじや針金は、雨でさびて強度が弱くなり、時がたつと固定の意味をなさなくなる恐れがあります。日ごろから点検は必要です。

フェンスを立てるときに強度的に心配なのは、台風や強風の時にまともに風を受けてしまうことです。そこで、フェンスの両側に別の杭をうって、フェンスの上部とロープで繋ぎ補強しておきましょう。

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