雑草だらけの庭が見違えるようになる対策7選

雑草だらけの庭が見違えるようになる対策7選

楽しいガーデニングライフを夢見て庭付きの家を手に入れたものの、普段は忙しくて庭の手入れが追い付かず、気が付いたら雑草だらけになっていた、

そんな目にあうと、庭を持ったことすらもうらめしくなりますね。草ボーボーの庭に一度区切りをつけて、雑草対策をやっておきましょう。

もう生えてこなくなるようにしたい、と思い立った方に向けて、効果が得られる主な方法を説明します。

事前の準備

除草

雑草を、除草剤をまいて枯らすか、刈る・抜くのか、はじめに方針を決めます。

なぜなら、早く効果が出る除草剤は通常、雑草に葉っぱや茎が残っていないと吸収されず、先に地上の葉っぱを刈り取ってしまうと、せっかくまいても効き目がないためです。

① 枯らす

除草剤を雑草に直にまいて、まんべんなく枯らしましょう。お店では液状、粒状の除草剤が売られていますので、液体のほうを手に入れます。

液体の除草剤は、ある程度大きくなった雑草の葉っぱや茎にまいて下さい。まいた後、数日から一週間で効果が出始め、完全に枯れるまでは更に待ちます。

除草の効果が高いため、枯らしたくない花や作物に薬剤がかからないよう、十分注意しましょう。

ちなみに、液体タイプ除草剤の主要成分・グリホサートについて、過去に国際がん研究機関が「おそらく発がん性がある」と発信しました。その後、各国の調査機関や省庁が検証してさまざまな意見を出していますが、結論は出ていません。

発がんの危険性を横においても、除草剤は農薬です。皮膚へかかったり、間違って飲むと中毒症状を起こす可能性があります。

小さいお子さんがいるおうち、庭にペットがいるおうちでは、使用すべきか慎重に考えましょう。

② 刈る、抜く

手で抜いたり、鎌で刈り取って、とにかく雑草の数を減らしましょう。

基本は根っこごと抜きますが、根が地中深くまで入った雑草や、土の中に地下茎が伸びてしまった雑草など、簡単に根を除去できないものもあります。

ノゲシやギシギシなど、根っこが深く伸びた雑草は抜きにくいので、面倒なら地面際で刈ります。スギナやドクダミなど地下茎で繁殖する雑草は、地下部分まで含めての根絶が難しく、雑草対策後にまた生えてくることも覚悟しておきましょう。

雑草が、手作業ではとても終わらないぐらい繁ってしまったときは、電動やエンジン式の草刈機を使えないか検討してみてください。草刈機は、地元の自治体やホームセンターでレンタル可能です。

雑草が除去出来たら、小石を拾って取り除き、土がへこんだところや盛り上がったところがあれば、土を移動して平たんにならします。

雨が降った際に水たまりができにくくするため、へこみを減らすとともに、土にゆるやかな傾斜が付くようにならすとなお良いでしょう。ただし、隣家との境や門扉のほうを低くすると、雨水が流れていくとともに土も流入してトラブルのもとになりますので注意しましょう。

この後に雑草対策でDIYをするにも、雑草ができるだけ除去できて、地面をでこぼこが少なくならした方が良い出来ばえになります。ここはがんばってください。

雑草対策

防草シートで覆う

防草シートを敷くと、地面にあたる日光をさえぎり、雑草の生長・光合成をさまたげます

シートの種類は大きく分けて、織物(織布)シート、不織布シート、ゴムシートが選べます。防草効果は、ゴム>不織布>織物、の順になります。

雑草に限らず植物が生きていくためには、(a) 光、(b) 水、(c) 空気、(d) 養分が必要です。ゴムシートは、そのうち光、水をシャットアウトできます。ただし、織物、不織布シートに比べると高価です。織物シートが一番安くなります。

織物シート、不織布シートは、日光をさえぎりつつ雨水などは通して土に返します。

シートはロール状になっていますので、並べて敷いていくと合わせ目ができます。隙間から光が入らないように、重ね代を多くとり隙間は専用テープでふさぎましょう。

敷いたらレンガなどの重しを置くだけではなく、風ではためいて光が入らないよう、シート止めピンで地面にしっかりと固定するのも有効です。

シートで雑草対策をするときの原則は、光の通過量を限りなく減らすことです。雨水が通ってしまう以上、日光もわずかに通ってしまうのは避けられません。せっかく防草シートを敷いても中では雑草が生え、シートを押し上げたり織物の網目をかき分けて表にでてしまいます。

手ごろな方法は、複数枚の防草シートを重ねる、防草シートの上にさらに砂利や砂、ウッドチップを敷く、などです。

また、シートの継ぎ目・シート押えピンの穴も日光が通る経路になるので、黒い専用テープで留めて対策しましょう。

砂利を敷く

砂利を防草シートの上から敷き高さを揃えると、見た目が均一で景観が良くなります。

砂利が一層程度では意味がなく、厚みを増やさないと光をさえぎる効果が得られません。石同士は接触していますが隙間があり、多く積まないと光も通ってしまいます。

敷くエリアが小さければ、ホームセンターで砂利の袋を調達して、自力でザーっと敷くのも良いですが、大量に敷くときは造園業者に依頼すると良いです。小さいトラックの荷台に砂利を積んできて、一気にエリアに運び入れてくれます。

砂利は、落ち葉がとりにくいデメリットがあります。大きい葉っぱなら問題ありませんが、小さい葉の落ち葉は砂利の隙間に挟まり、見た目を悪くします。ご注意ください。

コンクリートを流し込む

土の上にコンクリートを打つと、半永久的に雑草は生えません。

ご自宅の駐車場をコンクリートで覆っている方も多いと思います。ここには雑草は生えてきません。

ただし、コンクリの上・角部などに土がたまると、根の浅い雑草が生えます。

土の入った花壇や植林と接しているときは、コンクリートに土が流出しないように土留めの必要があります。

施工を自分でやるのはハードルが高く、業者に任せるため費用がかかります。見た目も駐車場のように殺風景になるデメリットもあります。

もう今後は土の庭に戻さない、と割り切ったときの最後の手段です。

天然芝、人工芝で覆う

天然芝を敷くと、日光や養分を雑草から奪い、雑草の発芽や刈られた株の再生をさまたげます。

芝刈りをする手間は発生しますが、庭一面が均一な色合いの芝におおわれているとおしゃれに見えますね。

普通、天然芝は暑くなるにしたがい青々と伸び、寒くなると地上部が枯れて茶色くなります。特に日が長い季節は伸びるのが早く、時々刈り込まないとボーボーになりますので、気を付けてください。

また、天然芝は踏みつけに強いですが、しょっちゅう通ったり、短く刈り込みすぎると弱ります。

徐々に芝の密度が低くなり土が見えると、雑草が生えやすくなります。また、下の土は見えなくとも、芝生に種が落ちると雑草が生えてくることもあります。

その点、人工芝を使うと芝刈りが必要なく、土へ光、水がとどかないため雑草も生えません。

お手入れもいらず、長期間にわたり緑の芝を保ってくれます。

その代わり、今度は芝同士の隙間から雑草が生えることがあります。つなぎ目の隙間を開けないように注意して敷きましょう。

デコボコがあると水たまりができるため、あらかじめ土に緩やかに傾斜をつけて、水が一方向に流れるように施工すると水はけが良くなります。

タイルやレンガを置く

歩くルートにレンガやタイルを置くだけで、周囲との色・素材の違いで区切りができ、おしゃれにみえます。

土をならしてから置くだけで土に日光があたらなくなり、素材に厚み・重さがあり土を押し固めますので、下から雑草が生えません。

代わりに、タイルやレンガの周辺や、継ぎ目にたまった土から雑草が生えてきます。ただし、深く根を張っていないので簡単に抜けます。見つけ次第取り除きましょう。

次に述べる固まる土と合わせて使うと効果的です。

防草砂で覆う

土を敷き詰めて水をかけるだけで固まってくれる、固まる土(防草土)があります。

コンクリートやモルタルをDIYで流し込むのは、道具立てや施工が大変ですが、この固まる土ならDIYでもできます。

中身は、セメントと砂を混ぜたもの。つまり、モルタルと同じ内容です。

土面をレンガや板で平らに押し固めて、固まる土を流し込んだらまた上から木やレンガで押し固めます。その上から水をシャワーでかけて一週間程度待つと、セメントが水と反応してカチカチに固まります。

自力でコンクリートを流せて、雑草も抑えられていいことづくめですが、問題は耐久性が劣ることです。

モルタルやコンクリートは、セメントと砂(や砂利)を水とよく練ってから流し込みますね。あれは、セメントと水をよく混ぜてすべてのセメントが固まるようにするためです。

固まる土は、水と混ぜずに敷き詰めて後から水をかけるので、水が通ったところしか固まりません。乾いた砂の上からシャワーで水をかけて、浅いところから深いところまですべての位置を水で浸すのはまず無理です。

固まらないまま残った部分が、使っているうちに下へ流出しき間があきますので、その部分がつなぎが弱くヒビが入りやすくなります。同様に、固まる土の量を少なくして敷いてもひび割れしやすくなります。

グランドカバーで覆う

背丈が低く一年中枯れない草で地面を覆うと、発芽した雑草が光合成をさえぎられて成長しにくくなります。

雑草の代わりに先に狙った草で土を覆うので、グランドカバーと呼びます。種から始める草を選べば、面積が広いときには一番安くあがります。

日なたや日陰、木の根元やコンクリのすきま、歩行するところなどにあわせて、いろいろと適した品種があるので、調べてみてください。

グランドカバー自体も成長し、庭で勢力を拡大しますので、ときどきお手入れは必要です。

まとめ

雑草対策の事前準備と、主な方法を説明しました。

どこを対策するのかによって、選ぶ方法は変わってくると思います。人が通るところか、道路から見えるところか、広いのか狭いのか、ご自分の環境に合わせて選ぶと良いでしょう。

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