ハンガーラックを押入れに取り付けるには?

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ベッドを使う暮らしをしていると、和室に据え付けられた押入れ収納が有効に使えないことがあります。

せっかくなので、布団の代わりに衣類を収納できるように、押入れをクローゼットに模様替えしたいところです。

ハンガーパイプの取り付け

もしお住まいが持ち家なら、押入れの中にハンガーパイプを取り付けられます。

ステンレスのハンガーパイプ、パイプ受けを入手し、押入れの左右の板壁にパイプ受けをビスで留めれば、一番確実です。

問題は、お住まいが賃貸で、大家さんに無断で勝手に押入れを加工できないときです。

その時は、突っ張ってハンガーパイプを固定するDIY部品を活用する手があります。

もしかするとすでに試してみて、洋服の重みで落下する残念な経験をした方もいることでしょう。

そんな方は、床からの支えがあるハンガーパイプを使ってみてください。


支えが入っているだけで、安定感は全然違います。

ハンガーパイプを使わない方法

市販のハンガーパイプに頼らず、自作で何とかしたい方には、木の角材を使ってハンガーラックを自作し押入れの中に立てるやり方を説明します。

市販のハンガーラックのように複雑な形状をDIYで作るのは大変なので、簡単な構造でハンガーパイプを載せる木枠を作ります。

図のように、木枠を作って、二つを組み合わせて互いに角度がつけられるようにビス留めで組み合わせます。外力で変形しにくい角材を準備しましょう。

床に接する角材同士を針金でつなぎ、開きを制限します。すると床に自立しますし、上半分の木材のすきまにハンガーパイプを載せられます。

パイプの素材はステンレスにする必要はなく、強度があれば何でも構いません。

全体を安くあげるには、ハンガーパイプにも木の丸棒を使うと良いでしょう。ハンガーラックも押入れの内装も木の素材感で統一されます。

市販の金属ハンガーラックを買うと、いらなくなっても大きいので処分に困ります。

この木製ハンガーラックは、処分するときには燃えるゴミとして市区町村の収集に出せるので、退去するときも困りません。

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