壁美人のホッチキスの針が入らない!対処法と失敗しないコツは?

壁美人のホッチキスの針が入らない!対処法と失敗しないコツは?

回答:

ホッチキスの針が入らないとき、一般的な石膏ボードと異なる、石膏ボード自体に混ぜ物があるか表面が厚紙以外の材料で被覆されているボードの恐れがある。壁美人は使えないので、別の手段に変える。

解説

ホッチキスの針が入らないなら

賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で壁付け収納を作れる!ホッチキスで固定するので、壁に付けた傷がわからず原状回復も問題ない、という触れ込みのDIY部品「壁美人」を使う人が増えています。

メーカーのウェブサイトでは、石膏ボード専用であることがうたわれています。しかし、石膏ボードであってもホッチキスの針が刺さらないものがあります。

住宅用の一般的な石膏ボードは、焼成した石膏の芯材の表裏を厚紙で覆ってできています。表面が紙ですので、水等には弱い代わりに釘やビスを打つことができます。

それ以外で特殊なものでは、ホッチキスの針が想定通りに刺さらない恐れがあります。

一般品以外では、石膏に耐火性を増すためにガラス繊維を混ぜ込んだ強化品、大型建築物用に強度を増した硬質品、住宅の水回り用に防止加工をした耐水品などがあります。

お住まいの一部の壁にホッチキスの針が刺さらないようでしたら、特定用途の石膏ボードの可能性があります。

その他の手段

ホッチキスの針で固定できなければ、更に貫通力があり固定する力が高い方法に変えます。

ホッチキスの針の代わりに、石膏ボード用ビスや、壁の裏の下地に届かせる通常のビスやコーススレッドを使います。

賃貸で壁にネジ穴を開けられない場合は、ディアウォール等で2×4材を壁以外の天井・床で突っ張って柱を作ってから、必要な収納を固定すると良いでしょう。

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