回答:
壁美人の設置で、ホッチキスの針が何度も曲がってしまいうまくできないとき、30度の角度にこだわらなくても良い。
解説
設置がうまくできないなら
賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で壁付け収納を作れる!ホッチキスで固定するので、壁に付けた傷がわからず原状回復も問題ない、という触れ込みのDIY部品「壁美人」が評判です。
壁にほとんど傷をつけず、色々なものを壁掛けにできるという便利なグッズです。しかし、人によっては意外と作業が難しいのが悩みどころ、うまくできない時はどうするべきでしょうか。
壁美人の固定方法を知る
実は、壁美人の針の角度にこだわらなくても使える方法があります。
まずは壁美人の材料について。使っているプラスチックはポリカ(ポリカーボネート)です。飛行機や新幹線の窓にも使われている強いプラスチックです。
新しいホッチキスの針をポリカに刺したとき、ホッチキスの針がポリカに新しい穴を開け、針とポリカに摩擦力が発生します。
30度の斜めに刺せば接触距離も長く、抜けにくくなる効果が見込めますが、平らなポリカの面に斜めに針を向けるので、うまく刺せないことも起こりやすいのです。
こんな時は30度にこだわらず、刺さりやすいまっすぐ気味に刺しましょう。その代わり、ホッチキスの針を傾ける向きを、一本ごとに逆にします。
ホッチキスの針の向きが揃っていると、抜けやすくなります。反対に、向きがばらばらだと抜ける力に対し対抗する力が増えます。
失敗しても同じ穴には刺さない
同じ穴に刺すことの怖さは、特定のホッチキスの針にだけ荷重が偏ってかかってしまい、落下の危険が増すことです。
絵にあるように、一度使ったポリカに空いた穴は、ホッチキスの針のサイズより広がっています。ここに針をもう一度刺すと、左上の針だけポリカに接しているとき、ここだけ大きい力がかかってしまいます。
使っている間に壁美人が抜けてしまうのは避けたいですね。同じ穴を使うのは止め、必ず新しい場所に針を刺すようにしましょう。
メーカー推奨では、失敗したら別の場所に刺すようになっています。また、最初に空いた穴と新しく針を刺した穴が近接した配置になると、掛けた棚の重みで穴同士が連結して同じことが起こりえます。十分に注意しましょう。
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