回答:
受け金具L型を使い、棚の両端に市販のL型棚受けをサポートとして取り付ければ実現できる
解説
壁美人はボックス以外に棚板もできる?
賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で壁付け収納を作れる!ホッチキスで固定するので、壁に付けた傷がわからず原状回復も問題ない、という触れ込みのDIY部品「壁美人」がSNSで話題です。
壁にほとんど傷をつけず、色々なものを壁掛けにできるという便利なグッズです。中には、メーカーの準備したウォールシェルフではなく、好みの風合いや塗装の板を使って、オープンシェルフを自作したいと考える方もいることでしょう。
メーカーの説明では、ボックスやウォールシェルフを掛けるには、壁面と接触する板が必要なようです。好きな板のみを、壁に垂直に保持することはできないのでしょうか。
垂直に板を保持するには
残念ながら、壁美人だけで一枚板を垂直に保持することはできません。
棚板の両側には、追加で好みのL型棚受けを付けてあげましょう。ただし、棚受けを壁にビスで固定する必要はありません。壁に傷をつけることなく実現できます。棚が下に倒れようと常時かかる力を、壁に接した面で押さえてあげるだけの機能があれば良いです。、
壁美人のL型受け金具と、市販の棚受けを棚板に取り付けるときには少し工夫が要ります。
L型受け金具の工夫
L字受けには、壁につける縦の部分と、棚につける水平の部分があります。
縦の金属板部が、棚板の側面より少し内まった部分に来るように固定します。なぜかというと、壁美人の壁側金具のフック部分は、棚板の側面よりも内側にきています。受け金具が棚板の面と同じ位置にいると、取り付けたときに棚板が壁面から離れて隙間が出来てしまいます。
市販の棚受け
棚受けは逆に、棚板の側面からやや飛び出した位置に取り付けましょう。壁美人の壁受金具は、厚みが1.5mm程度ありますので、その程度の飛び出しがあれば、棚板を壁受金具に押し付けたときに壁受けがちょうど壁面につきます。
棚受けの取り付け位置は一発でうまくいかないことがあります。棚受けと棚板のビス固定を最後まで行う前に、ビス止めが緩い状態で壁に取り付けてみて、最適な位置を出した後に固定した方が良いでしょう。
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