
ローテーブルは、部屋に余計なものは置かず、シンプルに暮らしたい方に支持されています。
それに、部屋にベッドを置いてしまうと、床面はぐっと少なくなり、あまり大きいテーブルが置けない事情もありますね。
このローテーブルは、安いカラーボックスを改造して自作することもできます。作るときはどこを気を付ければよいのでしょうか。以下で作り方を説明します。
ローテーブルはカラーボックスで

カラーボックスは、仰向けしても横倒しにしても、ローテーブルにちょうどよい高さになります。
ですので、使いたい天板を手に入れて、カラーボックスに固定すればローテーブルの形になります。
仰向けか横倒しかは、好みの高さになるかどうかで決めましょう。どちらでも問題ありません。

気を付けたい点は、必ず天板とカラーボックスをL型金物で固定することです。
天板の固定
天板をただ乗せただけでで使っていると、ひざが当たったり、肘をついたりしたときに、天板が動いてしまう恐れがあります。
もしずれても、天板に大したものが載っていなければ大事に至りませんが、コーヒーカップ、ジュース、汁物などが乗っていたときは悲惨です。
天板とかしっかりと固定するため、天板とカラーボックスの固定には、必ず金折れ金物を使いましょう。90度に折れ曲がった金属板で、ビス止めをする長穴が複数開いているものです。
カラーボックスの素材としてよく使われる繊維板は、ビスが効きにくい弱点があります。ですが、天板を動かないようにする程度の、固定部に重量のかからない場所の固定では問題になりません。
カラーボックスの板を間引く
ローテーブルの下に脚を入れられるよう、じゃまになる板を省略したいですね。
そういうローテーブルを作りたいときは、カラーボックスを仰向けにして使います。

仰向けにして、使わない板をどんどん取っていけばよいですが、ただし注意点があります。
もし、板同士の固定方法がダボ継ぎと呼ばれる、短い円筒の木の棒を穴に差し込む方式の場合、じゃまな板をとるのはやめましょう。
ダボ継ぎのカラーボックスは、どこかの板を外すと残りの板がぐらつきやすくなり、その結果、継ぎ目のダボが壊れやすくなります。
板同士の固定方法が、金属のビス、ねじやボルト・ナットの固定であれば、外しても問題ありません。

例えば、床面と仕切り板を外せば、ローテーブルの前面空間に余裕ができますね。
残す板は、からなず左右・背面の3面は残しましょう。3面を残した上で天板とは金物で固定すれば、安定して使えますよ。
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