マンションのベランダに日よけをつけたい

マンションのベランダに日よけをつけたい

マンションの高層階や最上階では、日光をさえぎるものが周囲にないため、昼の強い日光や夕方の西日が差し込み、困っている方もいるかと思います。

部屋の中に外の光は取り入れつつ、日よけができるものをベランダに取り付けたいところです。

見栄えを気にしなければ、古くからあるすだれやよしずなど、いくらでも安い方法はあるのですが、それはバルコニーのインテリアにはそぐわないかもしれません。

また、マンション高層階ならではの問題として、強風にさらされやすいこともハードルです。しっかりと固定でき強度がある日よけでないと、長く持ちません。

どのような方法があるのでしょうか。

オーニングを取り付ける

オーニングとは日よけのことで、一般的には日よけや雨よけの目的で使うテントのような延長屋根です。おしゃれなカフェの屋外席に、カラフルなシートが屋根としてついているのを見たことがあるのではないでしょうか。

オーニングはおしゃれな外観や柄の物が選べますし、すだれのように隙間もなく、日差しをよけるためにはぴったりです。天候に合わせて、簡単に付け外しができるのも良いところです。

しかし、オーニングは一部を天井に吊る必要があります。べランドのコンクリ天井にフックを取り付けるのはハードルが高いですね。そこで、別の方法を考えてみましょう。その時に役に立つツールが、2×4材を床と天井で突っ張って固定できる「ラブリコ(labrico)」です。

賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で2×4材の収納を作れる!という機能性が多くの人に支持されています。突っ張るだけなので2×4材や1×4材の柱を立てても賃貸に傷をつけないのが嬉しいところです。

類似のグッズに、「ディアウォール(diawall)」「ウォリスト(walist)」もあります。アイデア次第でおしゃれなインテリアを作れます。

吊る柱を作る

ラブリコは、2×4の木材の両端を天井と床で突っ張る仕組みです。強く固定できますので、重さのあるオーニングシートが風にあおられても、しっかりと保持することが可能です。

ラブリコを使って2×4の柱をバルコニーに立てる場合、屋外使用に耐えるラブリコアイアンが適しています。二本の柱をラブリコアイアンで立てて固定したら、オーニング用のフックををビスで必要な高さに取り付けます。

そのフックに対して、お好きなオーニングを取り付けてください。オーニングのもう片側は、ベランダのアルミ支柱の下の方に結べば良いです。すると、オーニングに傾斜がつき、ベランダの床の方まで日差しをさえぎることができます。

ベランダの支柱が無い場合、レンガや石など重さのある物品に固定すると良いでしょう。