ネジ締めで使うトルクとは何のこと?

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回答:

ネジの軸周りに回転させる力のことをトルクという。回転に使う力と回転軸からの距離を掛けあわせて求める。

解説

力を入れるか、軸から離れすか

回転軸を円周方向に回転させる力を、トルクと呼びます。人間の力や動力で、軸を回転させるものは多々ありますが、トルク値は性能のひとつの指標になります。

モーター、エンジンはおなじみですね。モーターなら扇風機の羽根や換気扇の羽根、洗濯機の洗濯槽、掃除機の吸い込み部などを回すためのトルク値を持っています。

ネジ締めの場合、力がいるなぁと思う場所は、必なトルクが大きいということです。

トルクは小さくできる?

モーターのように、同じ場所で何回も回転できるものは、トルクが小さいほうがわずかな力(動力)で多く回ります。例えば扇風機や換気扇のモーターは、軽いものを回す目的なので、軸の回転摩擦を小さくしトルクは小さいものです。

実際、扇風機の羽根の中央の平らな場所を指で押さえ摩擦を掛けると、回転を止めることができ、トルクが小さいことがわかります。

ネジ締めの場合、おねじとめねじの噛みつきで最後は動かなくなりますので、初めのうちはトルクは小さいですが、最後には上がります。初めの内のトルクは、潤滑油を差すなど摩擦を下げると小さくできます。

ネジ締めの最初の方は、手回しドライバーのように回転軸から近いところで回そうとすると大きい力が必要になります。逆に、わざと遠いところで回す場合は小さい力で済みます。結局トルクは、力の大きさと距離の掛け算の量なのです。

手回しドライバーでも、持ち手部分が太い方が小さい力で回ります。持つ部分がドライバーの軸から離れるためです。

カナヅチやスパナと同じように、ドライバーと持ち手部分の距離を離したドライバーもあります。市販のドライバーセットと同じく、先端のプラス、マイナスドライバー部を交換できるようになっています。

お店やネットで探してみてはいかがでしょうか。

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