うさぎさんが自由に運動できるよう、サークルを置いている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
ウチはウサギサークルは置かず、小さい一部屋にウサギのケージと木の小屋、低い踏み台などを置いて、人が家にいる時は放し飼いです。
部屋の中には、ウサギが好きそうな狭いところ、暗いところがあるように変化をつけています。
しかし別部屋なので、ドアを閉めてしまうとウサギが見えません。
ドアを開けておくと人間の生活空間に入ってきて、ソファや電気コード、新聞などを荒らすこともあります。
やっぱり、サークルのようにウサギの行動範囲を決めつつ、互いに姿がよく見える柵が必要そうです。
ウサギとの境界を作る
目指すはフェンス風なのですが、犬、猫向けに作られたものは多くあるものの、うさぎは意外とジャンプ力があるので、ちゃんとしたものを見つけようとすると価格が高い。。。
赤ちゃんのいるご家庭で使われている、ベビーフェンスが良いかなと思うのですが、これでもうさぎがジャンプして超えられたり、プラスチックや塗装をかじって体調を崩したらと思うと怖いです。
ここはDIYでいくことし、ほぼ安心な木材で柵を作ろうと考え、パイン材の棚柱とSPF角材で格子戸のようなものを作ります。
ウサギの柵を製作
柱には溝が彫られていますので、その溝幅と同じか少し小さいホワイトウッドの角材を準備します。
後は、パイン材を木工用ボンドで固定するだけです。
できました!
同じものを二枚作り、蝶番で開閉できるようにしました。
これでは地震やうさぎの体当たり、かじりの衝撃で倒れるかもしれませんので、足に板を付けます。
うさぎに与えたところ・・・
すごく気持ちよくかじります!
あれよあれよという間に、ホワイトウッドがぼろぼろに。
さらに柱の隙間からぴょ~んと抜けられてしまいました!泣きそう。。。
今度こそ成功させたい!そこで二重にしました!何が二重かといいますと
-
- 角材と角材の間に、隙間を詰めるため更に別の角材を貼ります。
- 角材の上に、もう少し堅い木材を更に固定します。かじられるウサギ側に固定し、裏面からコーススレッドで固定します。
コストの兼ね合いでまた白木になりましたが、堅さ重視なら赤身の木が良いでしょう。
コーススレッドで二つの木材をぴったりと固定するのはやや難しいので、FAQも合わせてご覧ください。
下から5段目までは隙間が小さくなりました!
わかりますかね、既にかじり跡がある白っぽい木の手前に、さらに少し色の濃い木を貼り合わせています。
できました!
またかじられた。。。でも脱走はできなくなりましたので、多少目を離しても大丈夫です。
かじるのもそのうち飽きて、たまに歯の手入れ代わりに、かじり木としてかじる程度になりました。
まとめ
パイン材の柱とSPF材の組み合わせ、なかなか良さそうです。
簡単にボンドで固定できますし、素材も安価です。
既製品の柵をかじられるとがっくりきますが、DIYだと何度でも直せる!安心感が、ウサギに対して寛容になれますね。
一応、塗装や防腐剤、接着剤が含まれない無垢材なので、ウサギが呑み込んでも心配ありません。
コメントを書く