ペットがよくやる、柱や壁紙のかじりを自作のカバーで対策します。
賃貸の部屋で壁かじりをやられると困ります。賃貸住まいの方は特に読んでほしいと思います。
壁かじりとは
うさぎの場合、壁紙や柱、家具など、うさぎさんによって好奇心の程度の大小はあれど、興味のあるところをクンクンとにおいをかぎ、あご下のにおいをこすりつけ、そしてかじる...
ウサギの習性で仕方がないのですが、家具の角や電気コード、段ボールなど好き放題に噛むので、気が気ではないです。
犬の屋内飼い、ハムスターの室内運動でも「壁かじる、柱かじる」とは聞く話です。猫はかじりはないようですが、爪とぎがありますので、柱や壁の対策は必要です。
うわさではインコもかじりをやるらしいです。くちばしがとがっていますので、考えるだけで恐ろしいです。
しつけでやめさせるのは期待できないので、人間があらかじめカバーを置き、壁紙や柱を保護しましょう。
壁カバーの材料は?
100均にある、家具の角でのけがを防止するためのクッションで用が足りそうなのですが、かじって食べたときにうさぎの胃腸で消化できない材料は、うっ滞の原因になりそうで使えません。
プラスチック材料でできたプラダンやフロア用ジョイントマットなどは、好んで噛みます。
これも消化できないので、壁のカバーに使うのはやめておきます。
ヒトが見てないところでかじっても問題ないのは、チモシー(牧草)の壁か段ボール(紙)、木材しかないです。しかし段ボールでも、うさぎにかかれば短時間で穴をあけられます。
よって、安価な木材を使って、壁を保護するカバーを手作りしてみました。
壁カバーの作り方
木板は、ダイソーにも置いてある安価なMDF材が最適です。ある程度高さ方向が大きい方がかじられにくいので、60cm程度の大きい板をホームセンターで入手します。
厚みはもっとも薄い2.5mmです。木板だけだと自立せず、カバーが維持できない問題がでました。普通は、壁紙にマスキングテープで貼って固定すればよいです。
しかし、コンセント部分をよけてカバーを自立させるために、MDF板と丸棒木材を、タッカーで固定してみました。
イメージは、びょうぶのように板同士に互いに角度をつけて、板を立たせる感じです。柱カバーでは、壁コンセントの場所などはカバーせず避けたいので、この部分に凸凹をつけます。
MDFは細かい木の繊維を接着した板なのでくぎが効かないです。代わりにタッカー程度の力で加工ができます。
びょうぶのようにして板が立つので、あとは壁紙に沿わせてどんどん延長します。板同士の固定もやはりタッカーです。
効果
効果がありました! 高さが60cmあるので、壁紙には届きません(ウチの子はミニウサギとネザーランドドワーフ)。
しかもMDF板の表面の凹凸が少なく摩擦が小さいので、うさがよく前歯を立ててがじっているのですが、不発です!削れません。うたっちして、前足で掘るしぐさをしますが、これまた爪がひっかかりません。
うさぎの強力な前歯でも歯が立たないなら、犬やハムスター、インコでも大丈夫でしょう。猫なら爪がかかりません。
すごい効果です、MDFもプラダンも表面はツルツルなのですが、プラダンは穴をあけられた話は聞きますので、MDF表面の硬度が良いのでしょう。
まとめ
うさぎに安全で簡単なカバーの作り方でした。
高さ60cmだと、もしかすると大型のロップイヤーのうたっちで届いてしまうかもしれませんね。うちの子の大きさに合わせて、90cm長のMDF板で壁を守ると良いです。
MDF板は安くて、効果は絶大です。もし床カバーも考えているなら、床に貼ることでかじりの防止にもなります。是非試してみて欲しいです。
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