回答:
ノコギリが切れないときは、引くときにだけ手元に力を掛け、反対に押す時は力を弱く。また押す時には少しノコギリを立ててやると戻しやすい。
解説
ノコギリが切れない
ノコギリで自在に木を切りたいと思っても、いざやってみると、引くときに鋸がひっかかったり、押す時に詰まってノコギリが曲がったり、ギーコギーコとリズムよくいきません。
簡単にやってみせる達人たちは、どのようにやっているのでしょうか。
引くときに切れるのが普通
ノコギリの刃は、手前側が急角度で立っていて、奥側は寝ていると思います。お手持ちのノコギリを間近で良く観察してみてください。
つまり、引くときに木材を削り取って、押す時は切れないようになっています。
引くときには木材の抵抗力に勝てるので、ノコギリを寝かせて引くとよく切れます。
反対に押す時(戻す時)は、木材の抵抗力でひっかからないよう、ノコギリを立てて木材とあまり接触しないようにするとスムーズです。
便利なテクニック
ノコギリで切る木材の両端をしっかり固定しておくのが、不用意なケガを防ぐためには大事です。
ですが、実は切る木材の片方を固定せず軽い重しを載せておくと、ノコギリで切れていけばいくほど切れた木材が傾き、切断幅が広がるため木材の抵抗力が少なく、簡単に切れるようになります。
切断の最後の方は、木材表面をはがす木割れを起こすかもしれませんので、重しを取って慎重に切ってください
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