ノコギリがまっすぐ進まない!対処法と失敗しないコツは?

ノコギリがまっすぐ進まない!対処法と失敗しないコツは?

回答:

のこぎりがまっすぐ進まないときは、ノコを引くときに力を入れ、押す時は力を抜く。押す時は少し鋸を立てると戻しやすい。

解説

ノコギリ切断面がまっすぐにならない

木工DIYの基本ともいえる鋸で、板や角材をまっすぐ、直角に切りたいですね。ところが、切りたいところをノコギリでギーコギーコとやって出来上がりはなぜか傾いている、そんな経験はありませんか。

また、引くときに鋸がひっかかったり、押す時に詰まってノコギリが曲がったり、表面がまっすぐではなくガタガタ。。。

のこぎりは引く時が切れる

基本的に、押す時には力をいれず、引くときだけ目印の線に沿って、まっすぐに手前に引きます。

なぜなら、ノコギリの刃は、引くときに木材を削り取って、押す時は切れないようになっています。お手持ちのノコギリを間近で観察してみると、手前側が急角度で立っていて、奥側は寝ていると思います。

引くときには木材の抵抗力に勝てるので、ノコギリを寝かせて引くとよく切れます。

反対に押す時(戻す時)は、木材の抵抗力でひっかからないよう、ノコギリを立てて木材とあまり接触しないようにするとスムーズです。

引くときになるべく罫書き線を正確にまっすぐに削るようにすると、ノコギリ刃のガイドになって曲がりにくくなります。

おまけテクニック

ノコギリで切る木材の両端をしっかり固定しておくのが、不用意なケガを防ぐためには大事です。

ですが、実は切る木材の片方を固定せず軽い重しを載せておくと、ノコギリで切れていけばいくほど切れた木材が傾き、切断幅が広がるため木材の抵抗力が少なく、簡単に切れるようになります。

切断の最後の方は、木材表面をはがす木割れを起こすかもしれませんので、重しを取って慎重に切ってください