
食器棚が欲しいけれど、木の板でかっちりとしたものは存在感がありすぎて、もっと視線をさえぎらないようなものがないか、と探している方もいると思います。
食器棚自体があまり主張しないように、メッシュ地の素材にする方法があります。その一つに、スチールラック(メタルラック)があります。
このスチールラック(メタルラック)が、買うと意外と高いもので、ちょっと迷います。そこで、100均でも手に入るスチールバスケットを使い、一部は木材を使ってスチールラックを作る方法を説明します。
ワイヤーバスケットを複数吊る

ワイヤーバスケットを上下に整列させて吊ってあげて、食器棚にする方法です。
まず、角材で直方体の枠を作ります。この中にフックを付けてスチールバスケットを吊りますので、スチールバスケットの幅、奥行きより少し大きいサイズにします。
枠にする代わりに、2×4材をディアウォールなどのDIYグッズで立てて、左右の柱にする方法もあります。
吊り金具を付ける

J字になった吊り金具を、ビスで木材に取り付けます。吊り金具がついたら、ワイヤーバスケットをぶら下げます。
食器を置くとそれなりに重みが掛かります。吊り金具は、スチールバスケットの4隅を支えられるように取り付けます。
吊り金具のほかに、ジョイント金具も使えます。ジョイント金具には、Z型やJ型と呼ばれる、クランク状の金具があります。金具の片方を木材に固定し、もう片方をフリーにすると、フリーの側をフック代わりに使うことができます。
ワイヤーネットを使う

最初は、ワイヤーバスケットを使う方法で説明しましたが、ワイヤーネットでもかまいません。ワイヤーネットでも、ジョイント金具で吊ることは可能です。
ワイヤーネットの場合、出し入れがしやすいメリットがありますが、ガードが無いので、もし地震が起きた時に飛び出して落ちてしまう恐れがあります。

幸い、ジョイント金具のフリーになっている方にも、ビス用の穴が開いています。この穴にネジ付き丸棒を入れて、ナットで固定すれば落下ガードになります。
普通に手に入れるとそこそこの価格になるワイヤーバスケットやワイヤーネットは100均のものがうまくつかえるように、ぴったりとはまるフックやクランク金物を選ぶのがポイントです。
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