ネットやSNSで情報を入手することが多くなり、紙の本も買わなくなりました。
それでも、ネットには落ちていない人気作家の小説、資格勉強の本、フリマアプリでごそっと集めた中古漫画など、本棚があれば片付くなーと思う方もいるのではないでしょうか。
本格的な本棚を買うまではいかなくても、ちょっとした本棚があると便利です。
そこで、あまりお金をかけず、100均の材料で本棚を作る方法を説明します。
コスパ最強の材料=すのこ
ダイソーなどで手に入る材料で、コスパが最高なのはすのこです。
すのこ状に組み上げて数百円で売られていますが、解体して別の家具の材料にする狙いで手に入れます。

まず、すのこを本棚用のサイズに分解します。
すのこの横幅は、本棚にするにはやや大きめです。思い切って半分にカットすると、一つのすのこから左右の側板材料が取れます。
すのこを縦に半分にわけるとき、すのこの脚をのこぎりで切らないといけません。ノコギリを持っていない方はここの作業は飛ばしても良いです。
すのこを組み立てる

棚板代わりのすのこも手に入れて、左右の側板と組みあわせて固定します。
やりやすい作り方は、左右のすのこの脚に棚板を載せていく方法です。載せたら、お互いに釘やビスで固定します。
すのこの脚の間隔が、本棚にした時の棚板の間隔になります。
百均のすのこは価格が安い分、板が薄く、板の側面に釘やビスを打ちにくい場合があります。
そのときは、L字の補強金物を使って互いに固定しましょう

補強金物ですのこ同士をしっかりと直角に固定すると、安定します。
図解ではL字金物をすのこの上面に取り付けています。この向きは取り付けが簡単です。
もし、すのこの脚同士の高さに差がなければ、すのこの下面にL字金物を取り付けてもよいでしょう。すると、本をしまうときに金物が気になりません。
ぐらつくときの補強方法
組み立ててみて、本の出し入れで本棚が左右にゆらゆらする場合、
別の板を追加で取り付けて補強しましょう。百均で売られている安い板でも、サイズが合えば補強に使えます。

側板、棚板だけで組み立てると、全体が平行四辺形状に変形しやすくなります。
変形を防ぐため、別の板は背板として、本棚の裏側からすのこに固定します。
板とすのこのねじ留めを増やすほど、本棚の動きは減って安定してきます。
あとは、最下段に重たい書籍を収納すると、全体の重心が下がってもっと安定しますよ。
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