DIYによるテレビ台の作り方、失敗しないコツ

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液晶テレビを買い替えても、テレビ台は変えない人も多いのではないかと思います。ニトリや無印、IKEAで様々な新製品が選べますが、おしゃれさや収納力を重視すると、意外とコストがかかってしまうのが難点です。

一人暮らしの方や、夫婦二人だけの賃貸暮らしで、できるだけシンプルな暮らしを目指したい方は、自作してみるのはいかがでしょう。

DIYによるテレビ台の作り方には様々な方法がありますので、まとめました。

代表的な作り方

テレビを載せるローボードの作り方には、大きく分けて以下の三つがあります。

①板材を準備し、適当な台に載せて好みの高さにかさ上げする
②板材を準備し、縦、横に組み合わせて門型のテーブルを作る
③板材が組み合わさったボックスを準備する

板材のみ準備する

テレビを載せる丈夫な板材を選び、板材を左右に設置した石材や踏み台などの上に載せて、かさ上げする方法があります。

この方法は、板材とかさ上げ部材の間は固定しないため、好みのレイアウトに変えたり、お子様の成長に応じて上下させるなども簡単です。

反対に、何もずれ防止をしないままでは大きな地震が起こったときに危険です。板に大きい荷重がかかることを利用し、板とかさ上げ部材の間にゴムシートや防振ゲルを挟み、滑り止めにすると良いでしょう。

板材は、曲がりにくいパイン集成材や、SPF材の厚肉・幅広の板が好まれます。MDF材やベニヤ板はたわみやすいので、避けたほうが良いでしょう。

板材で門型のテーブルを作る

テレビを載せる丈夫な板材を選び、縦に支える板と直角に組み合わせて、門型のテーブルにする方法があります。

横板と縦板を直角に締結するには、隅金(すみがね)、棚受け等の金具を使います。金具は、テレビを載せた時の重みで締結部が変形するのを妨げ、長期間の使用に耐えるようにします。

板同士を直角に組み合わせることは重要です。もし角度が付いていると、テレビを載せたときに垂直以外の力が発生し、板同士を締結した箇所に力が集中します。その結果、板がたわんだり、ネジが折れ曲がったりする恐れがあります。

金具を推奨するのは、板同士を直角に組み合わせる時に有効なためです。単に、板の端部を丁寧に直角出しをして、そのまま金具なしでビスで貫通固定しても良いのですが、金具を使えばより簡単に直角締結ができます。

縦板の長さの多少の差を吸収するときも、金具をビスで締結する時に調整が可能です。

ボックスを準備する

ホームセンターやファニチャーショップで手に入る、いわゆるカラボを使います。テレビ台の自作のやり方は、シンプルに言えば、ボックスの板面にテレビを置けばOKです。

カラボは、買ってきて自宅で組み立てるものが多くなってきています。組み立てるときに、背板は板材の溝に合わせてはめ込む方式が主流です。背板があると、テレビと周辺機器の間が仕切られてしまうため、そのままではケーブルが通りません。

もし、この背板を取ってしまったらどうでしょうか。なければ、ケーブルは自由に配置できます。

実は、背板を取ってしまっても、テレビを載せた時にすぐ倒れてしまうことはありません。というのも、カラボを構成する板材は、縦方向の圧縮にはよく耐える素材のためです。

カラボの素材は、繊維板(MDFやパーティクルボード)がほとんどです。軽く、断面も綺麗で、無負荷で長期間保管しても寸法変化が少ないという特長があります。

繊維板は、一枚板や集成材、合板と比べれば曲がりやすい素材です。しかし、板に対し縦方向に掛かる力については、問題ありません。

縦の板にある荷重をかけたときに、板が曲がるときの限界荷重は計算で求めることができます。板の高さを900mm、板厚を12mmとした時、

板の幅:450mm→1,930kg
板の幅:300mm→1,290kg
板の幅:150mm→640kg

となります。カラボを縦に使った前提では高さが900mmですが、横置きして高さが450mmになれば更に限界は高まります。うまく縦板の強さを活用するようにしましょう。

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