家族が増えると靴も増えて、収納に困ることはよくあります。
特に賃貸住まいでは、もともと靴の収納スペースが少ない上に、季節もののブーツや長靴、フォーマルな靴などを先に収納して、普段使いの靴がしまえないことも。
そこで、スペースを有効活用して靴を収納するため、壁掛けのシューズラックを作る方法を説明します。
斜めにしてしまう
壁掛けのシューズラックにはいろいろあります。すぐ思いつくのは、ショップでよくやられているような片足づつ壁に平行に収納する、まさに見せるためのラックです。
これは、ワイヤーメッシュとフックを使えばできますが、収納効率は決して高くありません。
ここでは、靴をつまさき上がりの斜めに収納する、収納力のあるシューズラックを作ります。
柱と斜め板を作る
斜め収納は、視線をさえぎるブラインドのように板を斜めにします。靴を載せる板を斜めに保つため、板の両端に保持用の柱を立てます。
この柱は、ディアウォールなど2×4材を立てる便利なDIY部品を使うとよいでしょう。
板には、靴がずりおちないために端に細めの角材を付けて、ここから先に靴のかかとが落ちないようにします。
板の斜め固定は、ディアウォールなどの専用部品では難しいので、板を直接ビスで柱と固定するか、L型金物で締結しましょう。
靴は重量物ではないので、直に板をビス留めしても強度は持ちます。
注意点
ヒールのある靴のように、かかとの高さがずり落ち防止の角材を超えてしまう場合は、バランスを崩して落ちてしまう可能性があります。
ヒールの靴を収納するときは無理をせず、板は水平に作りましょう。
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