賃貸を借りているけれど、ウッドブラインドを気に入って取り付けたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。おしゃれっ気のない窓よりは、おしゃれなウッドブラインドが目に入る方が良いですよね。
しかしウッドブラインドは重量物のため、取り付ける方法が悩みの種です。賃貸では壁に穴を開けてネジで固定することはできず、ネジ固定を諦めると選べるウッドブラインドの種類が減ってしまいます。
良い方法はあるのでしょうか。
DIYで作る柱、木枠が便利
壁や窓枠にビスで固定できないため、別の方法を考えてみましょう。その時に役に立つツールが、2×4材を床と天井で突っ張って固定できる「ディアウォール(diawall)」です。
賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で2×4材の収納を作れる!という機能性が多くの人に支持されています。突っ張るだけなので2×4材や1×4材の柱を立てても賃貸に傷をつけないのが嬉しいところです。
類似のグッズに、「ラブリコ(labrico)」「ウォリスト(walist)」もあります。アイデア次第でおしゃれなインテリアを作れます。
ネジを打つ壁の代わりを作る
ディアウォールは、2×4の木材の両端を天井と床で突っ張る仕組みです。強く固定できますので、やる気になれば1,820mm以上の広い窓に対してウッドブラインドを取り付けることも可能です。
二本の柱をディアウォールで立てて固定したら、ウッドブラインドをビス固定したい高さに板か柱を渡して、元の柱と金具で固定します。
その板に対して、ウッドブラインドの支持金具を取り付けてください。
取り付け板の耐久性
取り付け金具を固定するとき、板がウッドブラインドの重みでたわんでしまわないか気になります。そのわたみを見積もってみます。
背板にかかる重量を10kgとし、背板の中間にすべての重さが掛かった最悪ケースの計算上は仮定し、たわみが最大1mmになるところを限界点として、早見表にしました。
単位はmm、赤い背景は使用不可のところです。
板厚 | 横幅600mm | 横幅900mm | 横幅1200mm | 横幅1820mm | |
SPF 高さ89mm |
1×4 (19mm) | 0 | 0.1 | 0.3 | 1.3 |
2×4 (38mm) | 0 | 0 | 0.1 | 0.6 |
1820mm(6フィート)のSPF材の両端を固定する場合、10kgのウッドブラインドに対し、薄い1×4材ではたわむ恐れがあります。
柱のスパン(間隔)が広い場合は、取り付けるウッドブラインドも幅が増えて重たくなりますので、頑丈な2×4材を柱の間に渡す方が安全です。
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