ディアウォールと壁に隙間が空く状態に!離しても大丈夫?

ディアウォールと壁に隙間が空く状態に!離しても大丈夫?

回答:

天井の構造によるが突っ張っても大丈夫なことが多い。ただし壁際を突っ張る時より弱くなる

解説

賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で2×4材の収納を作れる!突っ張るだけ式なので2×4材や1×4材の柱を立てても賃貸に傷をつけない、という機能的なDIY部品「ディアウォール(diawall)」「ラブリコ(labrico)」「ウォリスト(walist)」が人気です。

2×4を立てたい場所を物色しているときに、壁際の天井、または床近くに造作がついていることに気が付く場合があります。壁と床、壁と天井の直角部に、斜めに枠のようなものがついています。

斜めの部分には突っ張れません。平らな箇所に突っ張るとディアウォールと壁に隙間ができてしまいます。大丈夫か心配です。

現物で確認しながら慎重に


壁から離れるとどうなるか、その時は天井のボードだけで突っ張る力を支えることになります。これは天井を壊す一因になりますが、壁から離れても近ければ、ボードは3つの梁で3辺を支えられているので突っ張る力に耐えられます。

過剰に壁から離れると、天井のボードの梁で支えがない場所を打ち抜く可能性が高まります。

お住いの構造によっては、壁位置の梁が壁の内部にあり、天井のボードは2辺でしか支えられていない場合もありえます。天井のたわみ具合を事前に確認し、慎重に突っ張っていきましょう。

安全に施工する方法

下地が無い場所で天井のボードだけで支えることは、事故の元になるかもしれません。

梁と梁の両方に掛かる長さの固い板か角材を、突っ張るディアウォールと天井の間に差し入れ、梁に荷重を受け持ってもらう方が良いです。

板を入れると、今度は天井のクロスと板の摩擦が少なく、滑りやすくなります。摩擦の大きいゴム板やを挟んだり、免振ゲルを挟むのが効果的です。