テレビ台をレンガで作るとき失敗しないコツは?

テレビ台をレンガで作るとき失敗しないコツは?

液晶テレビは新製品をチェックしていても、テレビ台はずっと同じままの人も多いのではないかと思います。

でも、いざ買い替えようかな?と思ってニトリや無印で探すと、意外と価格が高いのが難点です。

だったら、一人暮らしの方や、夫婦二人だけの賃貸暮らしであれば、シンプルなテレビ台を自作してみるのはいかがでしょう。

SNSでちょくちょく見かけるようになったのが、レンガやブロックを使った男前なテレビ台、これを実現する上でのレンガ選びや、固定方法を説明します。

レンガやブロックの選び方

煉瓦は、独特の風合いが良いのですが、一方でもろさや粉吹きなどの使いにくさもあります。

コンクリートブロックは、見た目は無機質で主張しませんが、重量感の安心さと、高さが稼げるメリットがあります。

室内に置いて上からテレビを設置しようと考える場合、レンガ粉が出やすい物は困ります。

できれば、ホームセンターや建材屋で実際に触って、重すぎないか、もろくないか、粉が出にくいかを確認しましょう。

レンガ同士を留める

レンガもブロックも、縦方向に積むときは、お互いに固定しておくほうが、地震への対策で望ましいです。

しかし、モルタルでしっかりと互いに固定してしまうと、引っ越しや買い替えで処分しようと思った時に困ります。

ある程度しっかりと固定でき、処分する時は取ることが可能な、接着剤を使うのが良いでしょう。

コンクリやレンガ用の専用接着剤も売られていますが、家庭でよく使われる接着剤でも大丈夫です。

使える接着剤

  • スーパーX(シリコーン系)
  • 溶剤タイプゴム系接着剤(セメダイン多用途、万能ボンド)
  • ボンドクイック5

使えない接着剤

  • 木工用ボンド
  • アロンアルファ

木工ボンドは、レンガのように多孔質で液体の吸い込みが多い材料は苦手です。アロンアルファも同じく染み込んでしまいます。

しっかり留まる?後から外せる?

レンガやブロックは、表面に細かい凹凸があります。そのせいで、積み重ねたときに互いの摩擦は実は少なく、地震などの急な横の動きでは滑ってしまいます。

ところが、接着剤を塗ると細かい凹凸にはまりこみますので、互いによく接着するのです。

そして、接着剤は接着部分の横の動きには強いので、地震の横の動きにも耐えられます。

たとえば、セロハンテープを思い浮かべてください。二枚のセロハンテープを貼り合わせてからはがそうとしたとき、互いに離れるように引っ張れば剥がれますが、互いに横に引っ張ってはがそうとすると大変な力がいりますね。

処分するときには、貼り合わせたレンガやブロックの隙間にタガネやバールを差し込んで、お互いが離れるようにこじると、接着剤が壊れて外せます。

まとめ

天板の選び方は、以下の記事が参考になると思います。