ツーバイフォーを短く切りすぎて長さが足りないときは、床側に短いツーバイフォー材を横たえて、その上に2×4材を載せてディアウォールで突っ張ると高さが稼げます。2×4材同士をL字金具で接合すると安定して良いです。
解説
天井高さまで届かない
天井高が高く、買ってきた2×4材(ツーバイフォー材)が短かったため、ディアウォールで突っ張れないことがあります。
一方、ちゃんと計算したはずなのに、短く切りすぎた!と後悔することも。
2×4材同士を連結して長くするジョイント部品も売られていますが、それは使わずにかさ上げする方法があります。
ツーバイフォーの残材を使う
床側にツーバイフォーの端材を横たえて、その上にツーバイフォー材を載せます。
2×4材の短尺方向分、つまり38mm分をかさ上げすることができます。
横たえた2×4材がそのままフローリング床に乗っていると、何かをぶつけたときに滑ってしまいます。
それを防ぐには、
・粘着性の防振ゴムを敷く
・2×4同士をL字金具で接合する
どちらか、または両方で対処するのが良いでしょう。

2×4材同士を接続する
述べた中で二番目、2×4同士をL字でつなぐと当然強度が増します。
つないでいないと、どうしても床と2×4材の間にかさ上げ板が挟まった状態になり、2×4材もかさ上げ板も動けるため不安定になります。
2×4材が互いに固定できれば、普通の角部用の金物を使っても良いですが、以下のようなネジも付属しているツーバイフォー用のもののほうが安心です。
L字でつなぐ部品は、別にディアウォールの専用品を使わなくても構いません。他ブランドのものでもまったく問題ありません。
2×4材の広い面を壁に向けて柱を立てる場合でも、床に横たえる2×4材の長辺側を使って89mmかさ上げすることはやめましょう。
床面との接触面積が少ないことから、不安定で崩れやすくなります。
反対に長い場合
少々長くても、もともとディアウォールのつっぱりはやや弱めなので、その長さで試すとちょうどよい強さになる可能性があります。
以下の記事で説明していますので、ぜひご確認ください。