ディアウォールの作業でエアコンが邪魔、下から突っ張っても大丈夫?

ディアウォールの作業でエアコンが邪魔、下から突っ張っても大丈夫?

回答:

エアコンは下から突っ張らないこと。エアコンは壁付け金具に引っかかっているだけのため、突っ張った押し所が悪いと不安定になる。

解説

エアコン室内機の取り付け方

エアコンの下はデッドスペースになりやすいため、壁に収納を増やして有効に使えないかと考え、ディアウォールで柱を立てたい気持ちはよくわかります。

しかし、エアコンに直接突っ張るのはやめましょう。運が悪いとエアコンが外れます。

エアコン室内機は、壁に固定した引っ掛け金具(プレート)にぶら下がっている状態です。金具側と室内機側に引っかかるツメがあり、容易に外れたりしないようになっています。

ツメを外すときはエアコンの下面の特定の箇所を押し、互いのツメのかみ合わせが外れるようにします。もし、ディアウォールで特定の箇所を突っ張ると、エアコンのツメが外れた状態になり、ディアウォールの柱に乗っかるような形になる恐れがあります。

これで地震が来たら、エアコンが浮き上がって落下するかもしれません。

エアコン外装の構造

特定の箇所を押さないとしても、エアコンの下面のプラスチック部は構造筐体ではないため、通常はペコペコです。プラスチックが変形してしまうかもしれません。

エアコンが邪魔でも、ディアウォールはエアコンを避けてしっかりとした天井に確実に突っ張るように使用しましょう。