木工用ボンドの性能は成分でどのくらい違う?

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回答:
木工用ボンド(白ボンド)が万能だが、湿気が多いところで使うなら他のボンドを使う方が良い。

解説

木工ボンドの概要

木工の作業で、木材同士を接着する場面では木工用ボンドにお世話になります。学校の工作の授業を皮切りに、ちょっとした小物の製作、木工製品の剥がれの補修などに活躍します。

木工ボンドは100均でも手に入るので、あまり選んで購入することもないかもしれませんが、木材を接着する方法にはいくつかあり、それぞれ接着剤の成分によるメリット・デメリットの違いがあります。

基本的な木工用ボンドの成分は、木工用接着剤の代名詞となった木工用ボンドをはじめ、一般的には酢酸ビニル系の樹脂が主成分です。乾燥すると透明になります。酢酸系ということで、お酢と同じようなやや酸っぱい臭いがする接着剤です。

ボンド成分が4割、水が6割で混ぜられた液体です。乾燥するとボンドの成分で接着されます。その為、湿気の多いところや雨に当たるようなところには向きません。

その他の木工用ボンドも確認してみましょう。

木材を接着できるボンドたち

木工用ボンドには、水を4割、ボンド成分を6割と水を減らし、速乾性を謳うものもあります。そもそもボンドは使う量が少ないため、速乾のものと普通のものでは、体感的に固まるのが早いと感じることでしょう。

次に、エポキシ系の樹脂を主成分とするものがあります。この成分のものは、耐水性に優れています。デメリットとして、主剤と硬化剤という二つの樹脂を混ぜて反応させ、固まってしまう前に接着する場所に塗る必要があり、取り扱いはやや面倒です。

次に、ビニル共重合樹脂系の樹脂を主成分とするものがあります。内容物は、エチレン・酢酸ビニルを混ぜたもの使ったものです。木材はもちろんですが、発泡スチロールのような多孔質のものでも接着できるのが特長です。

次に、アロンアルファを筆頭にした、アクリル系の樹脂を主成分とした瞬間接着剤があります。接着剤の粘度が低いため、木材の面によっては染み込みが起こりますが、粘度を高めたゼリー状のものを使うと良いでしょう。

デメリットは、接着する力はありますが、高温や振動・衝撃に弱い点です。急に力が掛かる場所や、重さが掛かる場所では使わない方が良いです。例えば、本棚の棚受けや踏み台の継ぎ目のような、剥がそうとする力が掛かる場所は危険です。

最後に、スーパーXを筆頭にしたシリコーン樹脂を主成分とするものがあります。この樹脂は空気中に水分と反応して硬化するため、使えるようになるまで時間がかかります。メリットは、硬化した後もやや弾性を保つため膨張・収縮に強い、つまり温度変化による接着物側のサイズ変化に影響を受けにくいことが挙げられます。

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