木材サイズの調整方法、ディアウォール、ラブリコ、ウォリストまとめ

木材サイズの調整方法、ディアウォール、ラブリコ、ウォリストまとめ

賃貸でも、狭いワンルームや1Kでも、一人暮らしの作業で2×4材の収納を作れる!突っ張り式なので2×4材や1×4材の柱を立てても賃貸に傷をつけない、という機能的なDIY部品「ディアウォール(diawall)」「ラブリコ(labrico)」「ウォリスト(walist)」が人気です。

アイデア次第でおしゃれなインテリアを作れるのですが、突っ張り部品を使うときの木材の準備は注意点の一つです。取り付け時の高さや木材の採寸する注意点をまとめました。

公称取り付けサイズ

各製品の取り扱い説明には、使用する2×4材を必要な取り付け寸法に対しどのくらいのサイズで準備するか示されています。

・ディアウォール→マイナス45mm

・ラブリコアジャスター→マイナス95mm

・ラブリコアイアン→マイナス75mm

・ウォリスト→マイナス60mm

2×4や1×4の木材を所定のサイズでカットした後に、別の突っ張り部品に変更する可能性もあります。どのくらいの調整範囲なのか、購入前に参考にしていただければと思います。

ディアウォールの寸法

ディアウォールの構造は下記の通りです

木材の天井側に取り付ける上パッドには突っ張り用のバネが備わっている

木材の床側に取り付ける下パッドにはバネはなく、高さ調整のスペーサが二枚入れられる

上パッドの寸法を説明します。

突っ張り用のバネに力をかけない状態で、上パッドの天井面は木材の先端から約40mmの位置になりました。

突っ張り用のバネに最高に力をかけバネを押し込んだ状態で、上パッドの天井面は木材の先端から約20mmの位置になりました。約20mmの可動範囲があります。

下パッドの寸法を説明します。

スペーサがない状態で、下パッドの床面は木材の先端から約13mmの位置になりました。

スペーサを二枚いれた状態で、下パッドの床面は木材の先端から約18mmの位置になりました。スペーサ一枚当たり、約2.5mmとなります。

ディアウォールの可動範囲

最小側:木材長に対し、プラス約33mmです(天井側20mm/ 床側13mm)。

最大側:木材長に対し、プラス約58mmです(天井側40mm/ 床側18mm)。

ディアウォールの公称取り付け寸法は木材長に対しマイナス45mmですので、下パッドにスペーサを入れない状態(約 +13mm)で、上パッドの可動範囲 約40mm(バネ弱)~約20mm(バネ強)のうち約33mmの位置で使うことを推奨しています。

公称取り付け位置ではぐらぐらする時もあるため、マイナス42mmやマイナス40mmぐらいのやや大きめで良いのですが、天井と床を突っ張る高さが1,820mm以上のときに限ります。元の木材寸法が短いと、最大に突っ張っても木材がつっかえて入らなくなります。

ラブリコアジャスターの寸法

ラブリコアジャスターの構造は下記の通りです

木材の天井側に取り付ける上キャップには、ジャッキで天井を突っ張る天キャップのネジ胴を入れる縦穴(バカ穴)があいている

木材の床側に取り付ける下キャップは箱形のみ

バネの可動範囲は殆どない、バネの突っ張り力は小さい

上キャップ、天キャップの寸法を説明します。

天キャップのネジ胴が上キャップの縦穴にぎりぎり掛かる程度の位置で、天キャップの天井面は木材の先端から約118mmの位置になりました。ただし、この一ではネジ胴が上キャップから外れる恐れが高く、危険です。

天キャップのネジ胴を上キャップの縦穴に最大に押し込む位置で、天キャップの天井面は木材の先端から約80mmの位置になりました。約38mmの可動範囲があります。

天キャップのネジ胴の約3分の1が上キャップの縦穴に入る位置で、天キャップの天井面は木材の先端から約93mmの位置になりました。多少ぐらつきは出るので、もう少しネジ胴を入れた方が安心です。

下キャップの寸法を説明します。

下キャップの床面は木材の先端から約7mmの位置になりました。

ラブリコアジャスターの可動範囲

最小側:木材長に対し、プラス約87mmです(天井側80mm/ 床側7mm)。

最大側:木材長に対し、プラス約125mmです(天井側118mm/ 床側7mm)。

ディアウォールの公称取り付け寸法は木材長に対しマイナス95mmですので、下キャップの厚み(約 +7mm)を考慮し、天キャップの可動範囲 約118mm~約80mmのうち約98mmの位置で使うことを推奨しています。

ネジ式ジャッキで突っ張り荷重をかけるので位置による力の差はありませんが、上キャップはのネジ胴の傾きを支える程度しか働かないので、ネジ胴を上キャップに押し込むほど安全です。

ラブリコアイアン

ラブリコアイアンの構造は下記の通りです

木材の天井側に取り付けるアジャスターには、天井を突っ張る板には正ネジ(右ネジ)、2×4材を突っ張るコの字枠には逆ネジ(左ネジ)がついており、中間の雌ネジ胴を回すと互いに離れて突っ張る仕組み

ラブリコアイアン、ウォリストの両者を対比しながら説明します。

ウォリスト突っ張りジャッキ

ウォリスト突っ張りジャッキの構造は下記の通りです

木材の天井側に取り付ける本体は、パンタグラフジャッキに似た、水平方向の力図天井を突っ張る垂直の動きに変換する構造

調整ネジは水平バネの片端固定位置を変えるためのもの、固定位置を最大するとジャッキが最も上方へ上がる仕組み

ラブリコアイアン、ウォリストの両方とも、2×4材や1×4材の床側に取り付けるキズ防止シートが添付されています。約2mm厚で同等です。

両部品のジャッキを最も伸ばした状態の位置で、ラブリコアイアンは木材の先端から約102mmの位置、ウォリストは木材の先端から約76mmの位置になりました。ラブリコアイアンは、中間の雌ネジ胴から突っ張りの雄ネジがほぼ出てしまい、この状態で使うのは危険です。

両部品のジャッキを最も縮めた状態の位置で、ラブリコアイアンは木材の先端から約62mmの位置、ウォリストは木材の先端から約40mmの位置になりました。

ラブリコアイアンは約50mmの可動範囲があります。ウォリストは約36mmの可動範囲です。

ただし、ウォリストはネジのジャッキ力が掛かり始める位置まで上げてあげる必要があり、約54mmあたりから上でネジのジャッキ力が掛かります。

ラブリコアイアンの可動範囲

最小側:木材長に対し、プラス約64mmです(天井側62mm/ 床側2mm)。

最大側:木材長に対し、プラス約104mmです(天井側102mm/ 床側2mm)。

ラブリコアイアンの公称取り付け寸法は木材長に対しマイナス75mmですので、下部シートの厚み(約 +2mm)を考慮し、ジャッキの可動範囲 約102mm~約62mm(安全側)のうち約73mmの位置で使うことを推奨しています。

推奨位置は、雄ネジ雌ネジの掛かり数が多めの、荷重を多く受けられる安全側です。推奨よりややカット長を減らせば強度が増します。

ウォリストの可動範囲

最小側:木材長に対し、約42mmです(天井側40mm/ 床側2mm)。

ただし、バネのジャッキ力がかかり始める最小側は、木材長に対し、プラス約56mmです(天井側54mm/ 床側2mm)。

最大側:木材長に対し、プラス約78mmです(天井側76mm/ 床側2mm)。

ウォリストの公称取り付け寸法は木材長に対しマイナス60mmですので、下部シートの厚み(約 +2mm)を考慮し、ジャッキの可動範囲 約76mm(バネ弱)~約56mm(バネ強)のうち約58mmの位置で使うことを推奨しています。

もともとバネ強側が推奨位置ですので、さらにカット寸法を減らすことはないでしょう。反対に、カットが多く木材が短めになっても、バネ力には余裕がある作りです。

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