ギシギシはどう見分ける?生やしておいても大丈夫?

ギシギシはどう見分ける?生やしておいても大丈夫?

庭や家庭菜園、畑に生えている雑草の一つに、ギシギシがあります。

ギシギシをどう見分けるか、そのまま生やしておいてもよいのか、庭の雑草と家庭菜園や畑の雑草の違いで説明します。

ギシギシの見分け方

ギシギシは、背が高い、細長い葉っぱ、赤い茎、つぶつぶの緑の花、赤い実、という特徴があります。

どちらかと言えば湿ったところを好みます。

最盛期は、葉っぱが地面近くで生い茂り、茎を空に向かって伸ばして花、そして実をつけます。

ギシギシと似た雑草に、スイバがあります。花がつくまでは見分けが付きません。ギシギシは緑色の花がつき、スイバは黄色っぽい花がつきます。

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    ギシギシの対処方法

    ギシギシは、寒くなる前に発芽し、少し成長してから年を越します。暖かくなってから本格的に伸びます。

    庭のギシギシの対処法

    硬い土に生えてくることが多いです。生えると、葉っぱのボリューム、背の高さ、どちらも目立ちます。

    整えた庭の景観を損ないますので、大きくなって花をつける前に抜きましょう。

    根っこが太く、深くまで土に入るため、つかんで抜くのは大変です。

    根っこごと除去できるよう、本格的に土を掘ることができるスコップで根っこをたどっていき、土から浮かせて抜きましょう。

    家庭菜園や畑のギシギシの対処法

    家庭菜園や畑では、酸性に傾いた土壌に生えてくることが多いギシギシですが、作物の成長にとって好ましくない存在です。

    繁殖力が高く、葉っぱを広範囲に広げて背も高くなるため、光合成のじゃまをします。

    ギシギシが生えてきたら、早め早めに抜きます。

    幼苗のころから根っこは深く、本葉が成長し始めるとシャベルやクワで掘り起こさないと抜けないこともあります。

    ですが、ギシギシの葉っぱは虫が食害するため、畑の作物への食害を減らす効果があります。

    作物の栽培場所から少し離れている場合は、適度に残して食害させてもよいでしょう。

    花が咲くと、そのまま放っておくと種をつけますので、適度に葉の上部は刈り取って繁殖しにくいようにしましょう。