
庭や家庭菜園、畑に生えている雑草の一つに、ヤブカラシがあります。
ヤブカラシをどう見分けるか、そのまま生やしておいてもよいのか、庭の雑草と家庭菜園や畑の雑草の違いで説明します。
ヤブカラシの見分け方
ヤブカラシは、細長い楕円の葉っぱ、つるを伸ばす、地を這う、という特徴があります。葉っぱは5枚づつ茎から生えています。
つぶつぶの花が咲きます。ピンクの花や、オレンジの花があります。
日かげで芽を出し、茎が生長するとともに日なたに向けて伸びていき、つるを出して周囲の草木にからまります。
ヤブカラシと似た雑草に、アマチャヅルがあります。
ヤブカラシの対処方法

ヤブカラシは葉っぱが大きく生長すると草丈が数メートルになることもあり、日差しをさえぎり他の植物にとってもやっかいなため、基本は抜くべき雑草です。
庭のヤブカラシの対処法
家の建物や柵の土台の際、植え込みの中など、日かげから高い所へ伸びることが多いです。
土の浅いところで地下茎を伸ばすので、他の植物の根っこに遮られにくい土台の際や、地表に草が少ない植え込みの中などを好むのかもしれません。
葉っぱや茎を手でもって引っ張っても、茎の途中でちぎれてしまい、地下茎まで引きだせることはありません。
根気よく茎をたどっていって、地下茎の近くで刈り取ることを繰り返します。地下茎が一部掘り出せるようなら、地下茎も切断します。
家庭菜園や畑のヤブカラシの対処法
家庭菜園や畑の土に生えるヤブカラシは、つるが作物にからみつき、葉っぱが作物に覆いかぶさり光合成の邪魔をします。
葉っぱやつるが栽培している作物に近づく前に、地下茎から分かれて生えている付け根から刈り取ります。
作物を植え付ける前の土にヤブカラシを見つけたときは、地下茎が作物の根張りに影響しないよう、できるだけ除去します。